答えは市役所3階に 2020心の相談室_20230426
新聞の書評欄で気になって図書館で借りて読了。
コロナ禍で奪われたものを抱えた人々が、市に新設された相談室でカウンセラーに吐露することで救われてく話が5編続きますが、各回の終わりにカウンセラー晴川さんの名推理で相談者の抱える秘密や嘘が暴かれてる…って書くとバリバリのミステリーっぽいですが、基本ほっこりです。
5編が第1編で出てくるお守りで繋がっていて、そのうち1,4,5がダイレクトにつながって最後は前向きな感じで終わって読後感は良かったです。
辻堂ゆめ氏の作品は初めて読みましたが、辻堂さん東大法学部卒らしい。
ミステリー作家さんとしてご活躍ですが、官僚にならなくてよかったんかいな…
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