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「人は感情でモノを買う」を10年前には読まなければならない理由(1)

人を知ろうとしたから得られた取引

派遣会社で独立したとき、仕事も確実に取れる確信がないのに勢いでスタートを切りました。

しかしあることをキッカケに月商384万円、年商1000万 月収80万を計上しました。

当時、大手の看板もなく、スタッフも当然いない。一人親方。

ある大阪にある工場には足しげく通い、人間関係はできてるから大丈夫だろうと踏んでいた会社があった。住んでた尼崎から平野区まで約1時間、30km。
ほぼ毎日通ったが、取引する兆しは一向に見られない。

わたし:『おかしい。そろそろ仕事をくれてもいいのに😓』

担当の方は工場長。当然決裁権を握っている。

工場長:「また来たんかぁ。頑張るなぁ😁」「まぁお茶でも飲んでいきや😁」
わたし:「ありがとうございます。頂きます💦❗️」
わたし:『今日はどうだ?仕事くれるか?』
工場長:「ほな現場行ってくるわ❗️ゆっくりしとき❗️」
わたし:『あれ行っちゃうの💦』
わたし:「お疲れ様でしたぁ。。。」

独立して6ヶ月。毎日これの繰り返し。
事務員さんは皆さん優しい気の利く人らばかり。

工場長はいつも忙しい方で
「あれ持ってきてくれ」「これ持ってきてくれ」
「機械が止まるってどういうことや?」「〇〇さんの話どうなった?」
「〇〇くん、○○さんは元気か?」
「あいつの体調はどうや?」etc

「今日もバリバリがんばっとんなぁ」と思うわたし。

そして漂うタバコの煙(今と違い20年以上も前なので😅)
そして吸いすぎちゃうか?と思うばかりの吸い殻の数💦

わたし:「あかん今日は帰ろ。」

ただ事務所に入っていつもと違う感覚がよぎってました。
超忙しいのが目に入りました。
目には入ったのですが、僕の目はオールクリア。

事務員さんが何のデザートを食べたのか。
工場長のタバコの銘柄はなんなのか
メモして帰りました。

そして週明け。
やはり変わらない工場の忙しさ。

工場長に会えないまま、そっと机にあるものを置いて帰りました。

それから1時間後、携帯が鳴ったのを今でも忘れません。

さぁ取引の開始です😂


もうお気づきですよね。


そっと置いて帰ったのは「たばこ」です。


「人は感情でモノを買う」第1章の登場です。

長々と過去の話を書いてしまい申し訳ありません。

ただこの本の内容の第一章に書いてあること

冒頭のツイッターでも触れましたが

①「相手のことを考えろ」
②「相手にとって役立つこと」
③「お客さんのことを考える」

これに「尽きる」ことを触れたく書きました。

ネット上の相手の心を掴む方法などが掲載されているこの本。
そんな簡単な言葉では変えられないほど、

良い内容の本です。

いや、自分自身が何も考えず言った言葉で相手を傷つけていたことを実感しました。

ちなみに私は本を読むことが大好きでしたが、家庭を持つことで
じっくり読むことができなくなりました。

というより「面倒臭い」のが事実です。

もっぱら仕事に往復2時間かけて車で移動しています。
そこでオーディブルをながら読み(聴き)しています✨

今年の1月27日から1冊無料から「聴き放題」に変わりました。
30日間の無料お試しもありますので、
少し自分と合わないと思えばキャンセルも可能です。

ちなみに「人は感情でモノを買う」は調べたところ有料書籍でした。

わたしは3ヶ月目のオーディブル経験者なので毎月1枚だけ付与されるコインで購入しました。

どの本を選ぶか迷いましたが、


この本を選んでよかった理由は3つあります。

①怒りっぽい娘に「なんかあっか?大変やったなぁ」と寄り添えるようになった。

②嫁に「人の話聞いてないなぁ」と言われ流していましたが、なぜ自分が人の話を聞いてないのか?深く考察し始めたこと。

③自分の価値観を置いておいて相手のことを聞く。そして優しくなったこと。

「人は感情でモノを買う」



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