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親になれなかった私たち

こんにちは。ほしうめです。
タイトル通り彼と私は親になれませんでした。

二人で決めて選択したことです。

私たち以外にもこの世の中には親になることを選ばなかった人たちがいると思います。

生理が遅れると女性なら一度くらいは『妊娠』という文字が頭の中に浮かんだ事ありますよね。

妊娠も中絶も身近なことなんです。
自分達には起こらない。

そんなのあり得ません。

実際、yahooやGoogleで検索すると相談している人が沢山います。
そして心無い言葉で、『中絶=人殺し』と書いてあります。

自分だって言われる立場になるかもしれないのに。

中絶なんてしたくないんです。
好きな人の子供です。

『産んであげて欲しい』

よく書かれています。

その言葉でまた苦しくなる。

自分はものすごく悪いことをしているんだ。

色々検索していくうちに『産んでほしい』と言う言葉って時には人を傷つけるんだなと思いました。

自分がもし友達に相談されたとしたらどう答えるのだろう。

中絶をすると決めたなら寄り添いたいし、産むと決めたら少しでも支えになるように居たいなと思います。
中絶する苦しみは味わって欲しくないけど、その思いすら余計なお世話かもしれないなと思います。
一生懸命考えて決断したことを支え、応援できる人間でありたい。

今日もまた一日が始まります。
どこかできっと悩んでいる方がいると思います。
寝れずに悩み、悲しみ、泣き。
苦しいと思います。
自分の選択を信じてあげて欲しいなと思います。

ただ一つだけしてみて欲しい事があります。
赤ちゃんに手術の事を相談してあげてください。
『ママ、今はあなたを守るのが難しいんだ。』
『守れるように強くなったらまた私のところに来てくれるかな?』

きっと分かってくれるはずです。

前に進める日を信じて毎日毎日過ごしていればいつか赤ちゃんの来てくれた意味が分かるんじゃないかなと思います。
少しずつ。少しずつ。

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