見出し画像

EC一元化ツール「エクスログ」の開発ストーリー

株式会社ダブルス・パートナーズ広報です。
今回は、当社のEXLOG(エクスログ)の開発ストーリーについてご紹介させていただきます。

まず始めに、「エクスログ」と言っても利用したことのない方にとっては、なんのことか分からないと思うので簡単なサービス概要から説明させてください。

画像2

EXLOG(エクスログ)とは?

「売れるところで販売し、手に入れたい場所に商品を届ける」ことが可能になるサービスです。エクスログには以下の大きな2つの特徴があります。

まず一つ目が「EC・店舗の在庫一元管理」です。
エクスログは、ZOZOTOWN、楽天ファッション、Amazonなど、メーカー様が出店しているモールと在庫データを連携し、「どの商品がどこにどれだけあるか」が把握でき、細かくコントロールできるシステムです。

二つ目が「商品情報一括登録(送信)」です。
メーカー様はこれまで、今でもそうかと思いますが、上記にあげたような複数のECサイト(モール)に出店していることも多く、そのECサイト毎に商品情報を登録しており、出店しているモールが多ければ多いほど、「地獄の登録作業」が待っています。

しかも、EC担当の方は他の業務との兼任が多く、商品登録から撮影、コメント、採寸、特集ページ制作と、こなさなければいけない業務が多岐にわたるため、圧倒的に時間が足りていないのが実情ですが、それを一気に解消してくれる時短・効率ツールとしても一役かっています。

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回はこの「エクスログ」について、開発担当者に話を聞かせてもらいました。

画像4

エクスログを開発するきっかけはなんだったんでしょうか?

今では当たり前となっていますが、自社EC以外にも出店を広げる「多モール展開」に舵をきるメーカー様が増えた時、「モール毎に商品登録をする登録作業がすごく大変」や、「どのモール・店舗にどれだけの在庫があるか瞬時にわからず機会ロスにつながっている」という相談を受けることが多くありました。

我々としては、メーカー様にはEC運営をしていただくにあたって、施策の準備だったり、もっと言えばMDだったり、商品の企画・生産するところから注力いただけるように、その他の作業を効率化させ”時間を作る”というところに着目しました。どこで大きく時間が割かれているかを分析した結果がエクスログ開発のきっかけとなりました。

エクスログを導入するとどういう効果が得られますか?

エクスログの特徴の二つ目であげた「商品情報一括登録(送信)」では、各ECサイト(モール)毎に個別で行っていた下記の作業を一元化できます。

・商品情報一括登録
・セール価格一括設定
・注文・売上データの一括取得
・商品イメージ画像の統一(自動リサイズ対応)

仮に、一つのモールで1時間かかっていた場合、掛けるモール数となるので、5モール展開してしたら5時間かかるところが1/5(ゴブンノイチ)で済むことになり、超”時短”になります。

そして在庫一元管理の面からは、以下の3つが期待できる効果になります。

①全在庫を一元管理
エクスログで管理する在庫を”フリー在庫”として複数販路(EC、店舗)で共有し効率的な在庫管理・消化ができ、また店舗在庫も共有することでECで販売できる在庫数を増やせるので、売り逃しを防ぎます。

②店舗在庫超過の削減及び販売効率化
日次更新(在庫、売上)で係数を使ったフリー在庫の初回配分、追加配分により店舗在庫を適正化させ売上を増加させることができる。

③店舗客注取り寄せ、取り置き
フリー在庫の店舗客注取り寄せ、取り置きでさらに機会ロスを軽減できます。
※スタイルプラス導入時

ご利用いただいたお客様からどんなお声をいただきましたか?

今では、世界的に有名なグローバルブランド様や、国内の有名メーカー様など、約30のブランド様にご利用いただいておりますが、いただくお声としては率直に「導入してほんと助かった」です。展開しているモールが多ければ多いほど、さらにそう感じられるのかなと思います。
エクスログをご利用いただくお客様は、商品登録や在庫の一元管理に課題があって導入をされていますので、問題から解決までが早いのも特徴かと思います。

連携先モールを教えてください

名称未設定-1

アイコンにあるように、現時点(2021年4月時点)では約20のモールと連携できており、今後も続々と連携モールを追加していきます。メーカー様からのご相談もお待ちしております。

現状の課題はなんですか?

現在、課題としてはサービス導入までに1~2ヵ月程度のお時間がいただく形になっていますが、今後はこの期間をどんどん短く、思い立ったら即連携できるくらいのスピード導入にもっていけるようにしたいと思っています。
さらには、ビジネス展開の多様化に伴いメーカー様の要望も変わっていくので、その変化に私たちもついていくことが重要だと感じています。

画像4

最後に

我々はソフトウェア開発の会社なので「ソリューション」を提供したいと思っています。
例えば飲食店ならば、美味しい料理を提供し、食べていただいたお客様に満足していただきたいと思うはずです。それと同じようにシステム開発も、ご利用いただくお客様がいて、そのお客様には満足してご利用いただくことが一番です。

なので、今まさに各ECサイトと店舗のデータを連携させ、商品マスタの一括登録、商品画像アップ、 販売・在庫状況の把握を一元管理したいというメーカー様にご相談いただきたいです。
全ECサイトと店舗の商品を一元管理することで、「売れたところに在庫を供給」し「売れるところに在庫を適正配分」することができ、在庫ロスや在庫過多の軽減が期待できますし、これが実現できた暁には、これまで取り組むには時間が足りなかったEC運用に関わる企画や施策にもっと時間を割けるようになり、結果としてメーカー様が成長できるお手伝いができればと思っています。

そして最後になりますが、私たちも国際社会の一員であり、SDG’sへの取り組みを支援しています。
エクスログを利用いただくことによって適正な在庫配分を把握でき、在庫を抱え過ぎない、イコール”物を作り過ぎない”ことで、衣料の資源を無駄使いせず、廃棄の軽減にもアプローチできると考えています。エクスログの使命として、多くのメーカー様にご利用いただくことで「社会的な責任」を果たしていくということも目指しています。

EXLOG(エクスログ)
https://www.wsnet.ne.jp/service/exlog.html

私たちは、この壮大なミッションを成し遂げるために、エクスログを開発する仲間を募っています。「我こそは」と思っていただけた方、お待ちしております。

リクルート



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?