見出し画像

事務所就活で心がけていたこと

こんばんは。

前回は私の就活の流れについてお話させていただきました。

本日は私が事務所就活で心がけていたことを書きたいなと思います。

今から書くことはあくまで私がこうしたらいいかなと考えて実行していたことなので、事務所側からみてこれらの行動が好印象だったかどうかはわかりませんのであしからず。

①エントリーシート、履歴書

ご存じの方が多いと思いますが、弁護士採用にエントリーする際にはエントリーシート(履歴書)の提出を必ずと言っていいほど求められます。

いくつかの事務所は、エントリーシートの書式を配ってくれたり、入力フォームに打ち込むタイプで提出させる形式をとっているところもありますが、多くの事務所は履歴書の書式自由です。

そのため、どういった履歴書を用意しようか悩む方も思われるかと思います。

私は、普通の履歴書を使っていました。インターネットで検索すれば、Wordやpdfでダウンロードできます。

もっとも、通勤時間などの欄(これいる?って思うような欄)については、編集して削除し、志望理由や趣味、自己PRを記載する欄を増やして、これらの項目を多く書けるようにしていました。

私が使用していた履歴書のフォーマットを添付します。

ESの内容ですが、やはり自分の経験をベースに作成したほうが良いと感じました。

好きなyoutuberの動画ですが、下記動画は参考になりました。

経験ベースで文章を作成したほうが、面接でESの内容を掘り下げられたとしても柔軟に対応できますし(自分が経験したことを詳しく相手に伝えればいいだけなので特に難しくないと思う)、また数値を示して伸びを証明できる実績があるならば尚良だと思います。

ちなみに私はサークル活動のことをメインで書いていました。

あとは、作成したESは提出前にやはり1度他人に見てもらったほうが良いと思います。自分では完璧だと思っていても穴があることが多々あったので(論理矛盾、表現の不適切さなど)。

②面接

エントリーが終わると、書類審査が始まり、書類選考を通過した場合事務所から面接の連絡が入ります。

面接の回数は2,3回が平均的だと思いますが、中には4,5回面接を行う事務所もありました。

面接官ですが、私が受けたところですと、1次の段階ではパートナー弁護士1~2名、アソシエイト1~2名が面接して下さり、最終は代表弁護士と面接する形が多かったです。

質問内容は、志望動機、興味のある分野、その事務所に興味を持った箇所、選考状況、事務所提供サービス関連(インターネットでの集客の問題点など)、自己PRは結構質問されました。

どの事務所を受けるにあたっても、質問される内容が一定程度共通しているので、これらの質問については予め自分の中で回答を作成しておくといいと思います。想定問答的な感じで。

面接の際に特に心がけていたのは、自然体で話すことと、回答に詰まらないことの2点でした。

1点目については、上記の通り私も想定問答を作成しており、想定していた質問を聞かれた際は予め作成した回答をするようにしていましたが、それを機械的に読み上げるのではなく、自分の言葉で的確に相手に伝わるように話すことを心がけていました。よく他人のESの文章内容をパクるような人も見ましたが、個人的にはやはり自分の言葉でそう言った回答を作成したほうが面接で話す際もスムーズに話せると思います。

2点目については、学部時代の友人が民間就活で面接官の質問につまらないように練習していたのを思い出して取り組んでいました。想定外の質問が飛んできた際は焦るかもしれませんが、ここは慣れていくしかないかもしれません。私も当初は回答に詰まることが少々ありましたが、そのうち回答をしながら自分で何を話すか頭で考えることをしていました。

逆質問についてはまた次回書こうと思います。

※ブティック型事務所の面接について

ブティック型事務所については、通常の法律事務所とは選考の毛色が全然違いました。

まず、1次の段階から他の事務所より選考に本腰を入れてきます。私が受けた事務所だと、1次の段階から期が上の弁護士が対応したり、就活生1名に対して弁護士6名くらいが面接に出てきて対応するなんてこともありました(2次の集団では事務所の先生がほぼ全員出てきて面接なんてこともありました。今となってはいい経験でした)。

また、質問内容も、専門分野に特化した物が多かった印象があります(私の場合、労働法は今まで誰に教わった、なぜ労働に興味を持った、学習してきたうえで印象に残っている裁判例はあるか、労働者専門の事務所の就活はしているかなど)。

ここからは個人的な感想的なものになりますが、専門分野にしたいと考えている法分野に特化しているブティック事務所がある場合、選考は受けたほうがいいと思います。分野に関する知識量は次元が違いますし、逆質問で取扱い分野に関して質問してその分野のことをより知る機会になったりしたため、私はその後の事務所選びやキャリア形成を考えるにあたってとても勉強になり、いい指標になりました。あと、先生方がゾロゾロ出てきた面接だったので、以後の面接で緊張することはなくなりました(笑)

本日はここまで。また書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?