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写真撮影が意味が無くなる動画に違和感ある話

 写真家の西田航さんの動画を見ていて違和感あったので書いてます。この中でAI写真の話が出てきました。デジタルカメラの進化がもういらないって話です。もっと手軽にAI写真で生成するから意味ないだろう的な話です。下の画像はAI生成です。

Midjourneyで生成

 西田さんは写真家(アート)として活動する未来の話をしているのでしょう。これから写真家として活動するならば、例えばフィルムカメラで撮ってインクジェットプリンターで印刷して形として残すみたいな、差別化するスタイルを作り上げるのが大事と主張する動画(デジタル)でした。

 自分はかなりAI生成をしていますが、写真を撮ることとAI生成では、まるで意味が違う。絵に描いた餅を見て満腹しないのと同じでカメラで撮る体験を通してアート作品を創る経験値をすっとばしている。西田さんは経験値MAXなので、アウトオブ眼中なのでしょう。

 それで思いだしたのがLumix S9の炎上事件です。

 簡単に説明するとパンプにあった写真がLumix S9で撮影してなかった事で、おかしいだろと勘違いしてユーザの一部が怒った話です。ストックフォト(ユーザに紹介するための写真)は、使用するのが当たり前で事実を提示しているわけではない。

 イメージで広告を作るので、そもそもフィクションなわけです。

 一般人は、それの区別を知らない。目で見たモノが真実と思い込む。AIで写真データを作成しても区別が出来なければ、わからない。元からフィクションなわけです。omokageさんの動画は、レンポジの話をしてます。レンタルポジ=別の場所で撮影したものを広告会社が借りてユーザに見せている。私たちはイメージで世界を見ていた。

 元からAIなんて関係なくて、関連性のないデータを利用しているので、写真家(アート)の人が、なんらかの影響を受けるとは思えない。それが違和感です。もし影響を受けるならば、レンポジでイメージをつくる広告会社だけでしょう。

 一般ユーザにも関係ないです。自分は将来的には、AIカメラのような、リアル画像をAI修正やAIで人物を写り込ませる付加機能が加えられると思ってます。

 写真を撮るのは楽しいです、世界を切り取るのが面白い。その体験は、AI写真が、当たり前になっても変わらないです。

 ちなみにS9騒動は忘れられてます。パンフがどうとかよりも、実機で写真が撮れて自分の好みに合うなら買うだけです。炎上なんて所詮は、そんなもんです。

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