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自由詩:メシテロ

ぼんやりと焦燥

ぼんやりとする焦燥は、
何も見えないから
勉強に逃げて
読書に逃げて
生活に逃げる

何ができるのか見えないから不安
そんな不安なんて老いれば判る

背伸びしても掴めなかった才能


長い散歩

若い自分は街を歩く
何を見つけるわけでもない
ひたすら歩いて時間を潰す

歩かないと怖かった
進まないと怖かった
成長できない自分が判る

いつか歩けなくなる
それまでは歩もう
ゴールが無いから歩ける


するすると

胡麻や海苔を入れてお湯を注ぐ
永谷園のお茶漬けも好きだった

するすると飲むように
お腹をみたすご飯

さくさくと飲み干すお米とお茶
香ばしいあられ
棒あられがおいしくて大好き

また食べたいな
誰か作って


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