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小さな町工場が今できること。 #5

#4のつづき・・・

”トレたま” の放送は7月9日。
”スーパーJチャンネル” は、7月15日に


無事に放送された。放送時間としては
深夜23:45と夕方17:00となかなか視聴が
難しい時間帯だったが、思った以上の反響
があった。対応に追われながらも、
「次の仕事がある。」
そう、避難所開設用の "エアトーレ+” の開発。

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7月16日、第1回目の市役所危機管理室


との打ち合わせ。
現状の卓上型 "エアトーレ" からどのように
パーソナルスペースを確保できる仕様に
していくべきか現場のアドバイスをいただいた。

①軽量にすること
持ち運び移動を考えて誰でも運べる重量にする。

②コンパクトに分解でき、保管を省スペースに。
テントなど以外にもアルコール消毒液や水、食料
など備蓄倉庫に保管しなくてはならなく、出来る限り
コンパクトな製品であること。

③長期保管、余震などを含めた製品の耐久性。
防災用品は、使わないことがベスト。長期保管に
耐えられること。また、余震などを想定した構造
にしなくてはならない。

この ”3点" ををクリアすることが最低条件になる。

また、サイズなどは各自治体に委ねられている。
国からの明確な基準はなく、地域によって
避難所のサイズ、収容人数、備蓄倉庫の大きさ
など異なるため、各自治体の要望に応える必要が
ある。そこで、この避難所開設用パーテーション

”エアトーレ+” は、
「完全カスタムオーダー生産型」

にすることで、各自治体の要望に沿った
コロナ禍の飛沫感染防止パーテーションになる。

市役所の要望は、1.8m×1.8mで4面囲える仕様。
1本当たりのパイプの長さは、60㎝。
3本つなぎ合わせて、1辺1.8mの支柱を作る。
8月4日に実施する避難所開設訓練までに、
試作品を完成させること。

試作を開始。”エアトーレ” は、卓上型で構造設計
していたため、アルミパイプの径から見直す必要が
あった。「試作」をしては「壊し」の連続。

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8月2日、ある程度のカタチを完成させた。
ギリギリ間に合った。
ここから、実際に使用してその時出てくる
課題を一つひとつクリアしていくしかない。

8月、計4回実施される避難所開設訓練で、
必ず完成させると誓った。

#6 感染対策を徹底しながらの真夏の訓練。
 環境への配慮の課題。へつづく・・・。

パーソナルスペース型「エアトーレ+」は
こちらから https://www.ws-industry.com/blog/

2021年1月販売開始予定 
あなただけのオリジナルパーテーション
”エアトーレ-SE-” を着々と進行中。


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