「10年遅く生まれるべきだった」私が予想するこれからの流行

noteに投稿しようと思いながらもできておらず、初投稿。
せっかくなので、自己紹介を兼ねた記事を書こうと思う。

私は今、専業のフリーライターとして「書く」ことが仕事になっている。
だからと言って、決して文章が上手いとは思わない。
そのあたりにはあまり期待しないでほしい。

私が他の人に対して自慢できるのは、「先見の明」だと思っている。

ちょっとアレな言い方で初見の方には大変恐縮だが、

「強くてニューゲーム」
「人生の周回差」
「10年遅く生まれるべきだった」

くらいには何か先を行ってきたと思っている。

まず、簡単に過去実績について語ってみよう。

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過去の実績

実績といってもたいしたことをアピールするつもりもないし、できない。

アピールしたいのは、「私がイイ!と思ったものは後々流行する」というくらいだ。
逆にいうと、先回りが過ぎて、当時はほとんど流行していなかった。
だから、ぼっちやマイノリティを数多く経験した。
しかし、後々はその価値が見直されるなり、ブラッシュアップされて、評価されている。

こうした実績には、以下のようなものがある。

SDガンダムのカードダス

ビックリマンと並ぶ、シール、カード遊びの先駆け。当時小2だった私の周囲にはルールも世界観も理解できる人がおらず、こっそり一人で楽しむしかなかった。

ファイアーエムブレム

ファミコン版のファイアーエムブレムを初めてプレイしたのが小学校4年生。当時のゲーム性やグラフィックからは、想像もできない飛躍を遂げて今がある。スーファミで紋章の謎が出たときには興奮した。9800円も高くないと思った。

女神転生

小学校5年生の頃に出会う。磯野の友達でないナカジマはなかなか怖かった。まさかその後30年ほどもシリーズ続くなんて当時は考えもしなかった。DQやFFを知る人は多かったが、このシリーズはまさかまさかだった。

声優

声優に興味や関心を示し始めたのは横山智佐、林原めぐみ、三石琴乃あたりから。私は当時小6~中1。声優に歌手やアイドル性が加わり出した頃である。深夜ラジオやボイスドラマ、CDドラマなどに可能性を感じていた時期。

ラノベ

小6から現在のラノベにつながる小説を読みあさる。最初はあかほりさとるや広井王子の作品を中心に、徐々にさまざまな方面へ。グループSNEはTRPGなどを通し新しい世界を提供してくれたので今も猛烈に感謝している。周囲にオタクと呼ばれようが媚びぬ構わぬ顧みぬの精神で学校や家で読みまくっていた。

Jリーグ

中1の頃にJリーグが開幕。開幕戦がゴールデンタイムに行われていたこともあって初めて試合をテレビで見る。キャプテン翼レベルの知識しかなかった私だったが、GKが横っ飛びや三角跳びではなく、ドリブラーの前に走り込み体を投げ出すセービングをする姿にスゲーと思ってハマった。

TCG(トレーディングカードゲーム)

高校1年の頃にはMTGなどのTCGに目覚めていた。しかし、進学校だったため知っている友人も少なかった。とにかく金食い虫なのも学生には困る。受験の合間を縫ってモンスターコレクションのカードを集め、戦略を練り、1人しかいなかった対戦相手と放課後にバトルしていたのは黒歴史ではないと思いたい。

環境問題

高校3年生から大学生の頃に熱を入れたのが環境問題。地球温暖化が騒がれ始めた頃で、当時しっかり学んだことでその後もさまざまな部分にアンテナが向くようになった。

インターネット

民放で番組の最後に番組ホームページを宣伝し始めるようになった頃、私は高校から大学に上がり、携帯電話とともにインターネットを利用するようになった。アルバイトをしてまでLavieとAIR-EDGEを購入し、必要ならどこにでも持ち歩いてE-mailやインターネット通信をする大学生だった。そのため、サークルの部長やゼミの幹事など重要ポストを任される。

コンサル

私は中小企業向けのコンサルタントになりたかった。だから経営コンサルになった。まだまだコンサルタントといっても一般的には何をしてるかよくわからない人が多かった頃だ。今じゃどこもかしこもコンサルタントだらけ。

しかも、私はITコンサルタント。経営コンサル企業に入って、皆が営業や財務のコンサルをしたいと息巻いた頃に、私はITがいいと感じてITに舵を切った。それから10数年、今やITができない経営コンサルティングファームは規模を縮小し生き残りに必死である。文系出身だけどプログラミングもできる。プログラミングの勉強なんて、文科省が言う前からやっている。

情報セキュリティ

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情報セキュリティは非常に大事だってのは今だから言えること。インターネット黎明期はそんな概念はなかったため、さまざまなものが取り放題のヤバイ状態だった。個人情報保護法が出たあたりで、業務上も必要だったために学びまくった。一発で「情報セキュリティアドミニストレータ」に合格も、その後IPAがちょくちょく資格名を変更したため資格としてアピールしにくいのが残念。

アフィリエイトとブログ

アフィリエイトが始まり、爆発的に広まったのはやはりGoogleがAdsenseを始めてからという気がするが、その前からアフィリエイトはあり、私は飛び乗っていた。同僚が楽天APIでクソみたいな商品検索サイトを作って毎月数十万稼いでいたが、あの手法は納得いかん。Adsenseが始まった当初、報酬は米ドルだった。設定確認やレポートへの反映を確認したくてセルフクリックをしてみたら、アカバンされてしまい今もAdsenseが使えない(泣)。

その後、清く正しいアフィリエイトブログで月間に数万PV、2~3万円の報酬を作れるようになるも、忙しくて撤退。愛用していたSeesaaブログがまだ残っていることでも、先見の明があったと自分を褒めたい。そして、その頃に書くということを覚えたことが、今は仕事になっている。

スマートフォン

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スマートフォンはiPhoneが流行させたかもしれないが、BlackberryやW-ZERO3あたりから私は使っていた。他のユーザーがiモードでドヤ顔していた時代に、有料の無線LANスポット(Yahooは導入が早かったね)を使ってインターネットで遊び、ダウンロードしたコンテンツを通勤電車で楽しんだ。qwertyで入力できることがすごいことだったんだ。

そんな私には、ケータイ小説は情弱文化にしか思えず、衰退まったなしとしか見えなかった。

フリーランス

Webの制作やらアフィリエイトやらで十分に生きていけると確信したら、会社勤めの必要をあまり感じなくなった。市況に左右される生活では、やりたいことができないと考え、2009年にフリーランスとして独立することを決意。半分フリーターみたいな時期を含めればもう10年ほどになる。残念ながら、フリーランスの時代が来るとは思っていなかった。

投資

私はもう20年ほど前、大学時代から投資を意識している。学生時代は野村證券のバーチャルトレードに友人たちといそしんだ。中小企業診断士の勉強でも、投資についての知識が多少必要になることもあったし、祖父母が株をやっていたのも影響しているのだろう。大学卒業後、株式投資を覚え、会社の先輩からFXを学んだ。今は株式投資だけでなく、おつり投資やポイント投資、FX、投信などさまざまな方法があるが、そういった投資方法を紹介するお仕事も多い。

動画コンテンツ

youtubeという動画ストリーミングコンテンツが日本でも始まってからもう15年くらいになるだろうか。それ以前は、基本的にインターネット上の動画コンテンツはすべてダウンロード式であった。当時はインターネット回線の弱さやコンテンツの少なさもあり、それほど流行しなかった。むしろニコニコ動画やGYAOの方が使いやすくインパクトが大きかった。私はどれもそれなりに視聴して楽しんでいたし、今も利用している。

先見の明があったと思うのは、そうしたストリーミング技術を社内外で利用するためのシステム整備を早くから始めたことだ。撮影機材の調達や接続、セッティングなどができることや、動画作成がそれなりにできるのは今も役立っている。

動画コンテンツ周りの技術は非常に多くの知識が必要で、こうした積み重ねの上に今のサブスクリプションやテレワークやらが成り立っているので、技術者の皆さんには本当に感謝したい。そして、今後ともよろしくお願いします。

それにしても、Youtuber人気は正直予想できなかった。
というより、長続きはしないような気がする。

これから流行りそうなもの「バレーボール」「ライフログ」「宗教」

私はかっこよくいえば「アーリーアダプター」だが、残念ながらその分野を研究開発し発展させていく人ではない。どちらかといえば流行が来ると引いてしまうタイプなので、流行した頃にカリスマになったりドヤ顔をしたりできない。インフルエンサーはこれができるみたいだ。うらやましくもあるが、こういう人や生き方があまり好きではない。

さて、こんな私がこれから流行するんじゃないかと思うものが3つある。

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バレーボール

スポーツの分野では、バレーボールが来ると思っている。野球、サッカー、バスケットボールと来て、次はきっとバレーボールだ。

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スポーツが流行するには、そのための下地がなければならない。その下地とはおそらく、小中学生に対する質のよい情報提供だ。

野球では「巨人の星」や「ドカベン」が早くからあったのが大きい。野球漫画の系譜をたどるとキリがないが、野球はかっこよく、夢があると思うに十分な雰囲気を作った。

サッカーではいわずとしれた「キャプテン翼」。そして「シュート」。その後もサッカーを題材に質のよいマンガが多数登場した。「GIANT KILLING」など、プレイヤー以外の視点からサッカーを見るのも面白い。

バスケットボールはなんといっても「SLAM DUNK」だが、「あひるの空」もいい味を出している。「黒子のバスケ」は面白いが正直バスケットをしたくならない。

さて本題のバレーボールだ。バレーボールは「ハイキュー!!」の存在がずば抜けている。他にも「神様のバレー」も面白いが、アナリストの活躍が主体なのでここでは取り扱わない。「ハイキュー!!」のよいところは、上手くシチュエーションを切り出して駆け引きや戦術を描いているところと、部活のバレーボールの枠を超えて、プロリーグを見せているところだ。

現在の日本のプロ選手は、まだまだサッカーでいえばJリーグが始まってカズや中田が海外に行ったくらいの段階である。世界的な大会で高成績を挙げ、海外から注目される選手がどこまで出てくるかが大切だ。

そして、Vプレミアリーグが繁栄することが最も大切なのだが、その点でも好材料が出てきている。たとえば、選手たちがSNSで情報発信やファンサービスをしっかり行うようになってきたことや、栗原恵のような有名選手が芸能活動を通してさまざまな場面に顔を出していることなどだ。何より大きいのは、山本隆弘や大山加奈といった有名エースが、実のある解説を始めたことだろう。バレーボールを雰囲気やドラマでなく、戦術や現場の課題といった切り口から描くことでスポーツとしての楽しみが深まるし、また視聴者が育つようになりつつあると感じる。うまくマネタイズができるようになれば、Vプレミアが成長し、バレーボールがお茶の間で(ジャニ抜きで)もっと受け入れられるようになる。

部活をとりまく動きはさまざまで、競技者人口は気になるところだが、老若男女が楽しめるバレーボールは見せ方次第でまだまだ伸びる余地があると感じている。

ライフログ

「ライフログ」といえば、個人のさまざまな記録をとることだ。おそらくこれが今後は流行し、その活用にAIが活かされるようになるだろう。

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すでにGoogleは個人の移動履歴などを元にライフログを作成し、定期的にレポートとして送りつけてくる。何月何日にどこに行ったのか、有名な場所なら写真や地図も含めたレポートで個人の思い出を蘇らせてくれる。

IoTによって健康状態や行動履歴などがほぼ自動的に取得されるようになり、そのデータをAIで必要に応じて抽出することで、ライフログはさまざまな活用ができるようになるだろう。自分史のスライドショーくらいなら、AIで適当に20分くらいにまとめたものを作ってくれるようになるかもしれない。結婚式とかお葬式とか、人生の節目が大きく変わりそう。

もちろん、データの取り扱いなどさまざまな面で配慮すべきことはあるが、こうしたライフログはキャラを無理矢理つくったYoutuberよりもずっとリアルで面白いんじゃないだろうか。エンタメとしても、実用的なコンテンツとしても期待したい。

宗教

3つめに、「宗教」をとりあげたい。

これはなぜかというと、「宗教で見える人間模様は非常に奥が深いから」だ。

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信仰心や殉教はさまざまな文芸のテーマになるが、その理由は人間の深淵から来る美しさがあるからに他ならない。そのように個人的には解釈している。

今の日本では宗教が話題になるのはカルト騒ぎになるか、宗教をネタにした週刊誌の記事、ちょっとアウトローな僧侶や牧師の試みが話題になるくらいだ。

しかし、そういった下世話な話題ではなく、純粋に宗教心の美しさなどがクローズアップされるようになるはず。

皇室が好きな人は、皇室の気高さを楽しむものだ。
そのように宗教が好きな人は、その心の清らかさや、神の偉大さを楽しみ感謝するはずだ。

多くの外国人が日本に住むようになり、宗教に関する正しい理解も求められるようになりつつある。宗教そのものへの正しい理解も進むだろうし、宗教コンテンツの成熟によってそのファンが増えるのではないかと予想する。

ちなみに、これは宗教を持つ人が増えることとはあまり関係ない。


最後に

半分以上自分語りな気がして恐縮だが、書きたいことを好きなように書いてみた。一個人のたわごとだと思って大目に見てほしい。

現在の感度や過去の経験から、これらが5年、10年後には来るんじゃないか。もちろん、責任はもてないが。

未来を予想する時間も、なかなか楽しいもの。
よければ、各自が将来の予想をしてみたらどうだろう。

長文へのおつきあい、誠にありがとうございました。

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