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くるのだ、あの歳が。

新しく歳を重ねるまえに、辿ってきた道のりを振り返ってみる。1日単位でみると人生は変化がないように思うけれど、1年単位でみたら変わっているものばかりだから。

2022年10月、東京に住み始めた。

初めての転職で、新橋に配属。入社して3週間後には独り立ちさせられるので、新人研修はパンパンに予定が組まれ滝のように情報を浴びた。ベンチャーの中のドベンチャーな会社だったけど、しっかり教育をしてくれてよかった。スピード感がありすぎてついていくのが必死な毎日。

周りを見渡してみれば海外に興味がある人ばかりで、仲良くなりやすかった。人が多様であることを実態をもって経験してきた人ばかりだったから、受け入れる幅が広いのかもしれなかった。個性を認め合う環境のなかで、同様に自分も受け入れてもらえた環境で仕事ができた。

そのままを認めてくれた大学時代に戻ったような気持ち。働き始めたら、どんな結果を残したかが求められるシーンが多いけど、大人になっても自分のそのままを認めてくれる場所があると知ってしまったのだ。

これからも、そんな場所をずっと探し続けていくのだろう。そしてわたしも対、人を見つめていたい。

2022年10月、エッセイコンペ10名に残った。

募集していたテーマは留学だった。1次審査が通って10名の枠に残ったのは、言葉の力を信じていたいわたしに大きな勇気となった。

https://note.com/writtenbymayu/n/ncd0061e096f0

2023年1月、皮膚科に通い始めた。常にわたしの肌はニキビでいっぱいで、顔を見られるのがあまり心地よくなかった。学生の頃からニキビ肌で、ストレスがあるとすぐにできる。

デトックスしようとしてるのはありがたいと思うのだけど、ニキビがあると肌に自信がもてず、化粧が楽しくなかったり、どうも気持ちがあがらなかった。

年明け近くの皮膚科で塗り薬や抗生物質、保湿ローション、クリーム、ビタミンをもらった。気になっていたオーガニック系のサロンにも行ってみた。もしかして、洗いすぎが良くないのではないかと教えてもらった。そのサロンが出している優しいクレンジングを購入し、何となく洗顔をやめてみた。

何が1番効果があるのか分からならなかったが、とにかく全部が良かったんだと思う。唯一、塗り薬が続かなかったが、それ以外は継続している。サロンでもらったクレンジングは使い切り、無印のミルククレンジングにシフトした。夜も朝も洗顔料は使わない。

ニキビでマイナスな気持ちにならなくなった。

人は怖いもので次に気になっていた、毛穴やシミに意識がいっている。サーフィンにハマった夏の翌年から、シミが激増した。

芸能人が日焼け後にこぞって白玉点滴する意味がよくわかった。わたしは今のところ、白玉は食べるだけでいい。みたらしをかけてね。

2023年4月から3ヶ月、フラワーアレンジメントを勉強した。

好きなものと近い距離で生きたらどんな気持ちになるだろうかと思った。花を好きな気持ちはあったけれど、土日祝休みを希望していたし、シフト勤務は避けたかった。花の輸入の仕事も考えたが結局は条件面でやめた。いつか世界の花を日本に卸してくるバイヤーをやってみたい。

このスクールを通して、今が楽しいと心から思えるパートナーに出会った。あのとき花をやりたいと思って、勉強してみたらと背中を押してくれた友がいて、花をやりにきたのに仕事にはならず、今の恋人に会う。花をやりにきたのに、恋人ができている。予想通りにいかない人生っておもしろい。

業務委託でちょろちょろ仕事はしていたけれど、東京でいきていくのには到底足りない。もう少し東京にいたいと思ったので、次の仕事を探さねばと。

目に留まった海外出張が多い会社。スムーズに面接が終わり、内定が出た1週間後には働きはじめていた。

ビジネスレベルまでの英語力。特に商談ができるように。TOEIC900点。日常会話の中国語の理解。ストレスに動じずに自分を保つ力。どんな人とでもうまくやっていく力。

3年。できれば3年在籍して結果を残したい。次の転職ではどんな成果を残したのかを話せるように。

わたしが大好きな編集者の方は、27歳でライターを始めた。それから10年のキャリアを重ねた今、お子さんをもってより一層とても輝いている。

始まりの27歳。誰かと同じでなくていいとは思う。でも憧れの人だ。わたしも未来につながっていくものをはじめたい。ドライフラワーのように美しく歳を重ねていけたら。

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