作家にしておくのにはもったいない、イケオジ島田雅彦著『君が壊れてしまう前に』
いつか教育テレビで見かけた島田雅彦氏が、作家にしておくにはもったいないほどの私的イケオジすぎて、著作を手に取ったのはかれこれ7年も前の話。
島田作品はぜんぶいい。そんな感想をどこかで目にして、制覇したいとおもったまま、やっぱり7年が過ぎていた。こわ。
『ニッチを探して』以来、久しぶり。1998年角川書店刊行。
ーかつて14歳だったあなたへ。いま14歳の君に。ー (帯)
そんな頼もしいエールを込めた異端児の日々のキロク。
日記文学が好きなわたしによく響いた。
1975年、