コロナワクチン接種への逡巡

 『コロナウイルスに罹患してその後遺症に悩む事』と『コロナウイルスワクチン接種により重い副反応に悩む事』どっちのリスクに納得できるのか。

 もし人里離れた場所で暮らしていてもワクチン接種をするだろうか。

 SF的に、世界中の多くの人の体内に、これまで加わっていなかったワクチンが取り込まれた近未来。

 Xデイの為に突貫的に始まったワクチン接種者を増やす施策にどれだけ共感できるのか。

 日本の製薬会社が製造するワクチンを待つという選択肢は。

 海外でのワクチン接種のニュースや、海外で接種した方の考えや報告を目にし、読んだりして、日本でも接種が可能になったら私はどうしたいだろう。個人的にはもろもろのリスクを考慮すると「ここまで生きてきた身として罹患すればやむなし」。「そうはいっても厄介なウイルスで周りに迷惑をかける訳にはいかない」などまとまりのない感情があった。それでも海外でのウイルスの猛威の中、リスク覚悟でも接種した人やリスクの数値には納得できる気がした。

 究極、自分の為より子や孫の為に、子孝行・孫孝行が一番で、時期がくればと結論づけた。とは言え予約システムの整えがままならない中で接種券が送付され、日本のワクチン接種が開始された感は拭えなかった。

 もう今日予約が取れないようなら、是が非でも早く接種したい人達の後、涼しくなってからという気持ちでアクセスしたら、その前にトライした後にシステムが大きく改善されていたのか、呆気なく1週間後の予約がとれた。

 後は自分の覚悟と「予診票」の接種希望にチェックをし、「予診票」が諸機関に提出されることに同意します。なのだ。

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