2012年10月 ①

 中にいる自分を、この与えられたボディに存在させることが人間のミッションだ。手術をして変えてしまう人もいるけれど、それは一見ミッションに反しているようでも、「起こることにはすべて意味があって、行えてしまうことはすべて最初からそうなる運命にあるんだから、どれもこれもみんな起こるべくしてただ起こっている」というセオリーが本当なら、それがその人のミッション遂行方法、それだけのことなのだろう。


 言葉は心を伝えない。本当のことはなかなかわからない。「その意味」を心の底の底まで行ってすくってわかりやすく説明できる、そういう才能を育てて行くことは大切だろう。すぐに決めつけないで、批判もしないで、「これはこう」って説明できる人の持つ多大な価値。


 自分が憧れるもの。そこにはそこにフィットする、それが存在できるなりの生活の仕方があるのだろう。思い憧れるものと、それを持てる器力みたいなものがちぐはぐだと成立しない。そこが「現実」と「夢」の区切り点。

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