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2024年4月12日 VS福岡ソフトバンクホークスの感想

◯今井達也
 最速156キロ、毎回のようにランナーを出す苦しい投球だったが、要所を抑え、7回を無失点で終えたのはさすがだった。自身の勝ちの権利が消えた後もベンチの最前列から声援を送る姿に開幕投手を務めた投手の自覚を感じた。

◯甲斐野央
 最速155キロ、初の古巣との対決で緊張をしているのが画面からも伝わってきた。変化球を見極められ、苦しい投球になってしまったが、次から切り替えて、ホークスを相手にもしっかり抑えてほしい。

◯佐藤隼輔
 最速152キロ、ストレートの球速が上がってきており、コントロールも安定していた。現状、リリーフ投手の中で信頼度が開幕時と比べて最も上がっている投手だと思う。

◯外崎修汰
 2回表に中村晃選手が放ったライナーをダイビングキャッチでアウトにしたのはお見事だった。前の試合の守備のミスからしっかりと切り替えができていた。7回裏には先制点に繋がるチーム初安打を放ち、チームが苦しい時に口火を切ってくれる外崎選手らしさが出ていた。

◯佐藤龍世
 2打席連続三振、中村剛也選手の敬遠の後にライト線への先制のタイムリー2塁打はお見事だった。この試合はこの1点で逃げ切りたかった。甲斐野投手が柳田選手にタイムリーを許した後、甲斐野投手を励ます姿に自覚の高さを感じた。

◯岸潤一郎
 8回表のバックホームは一塁側に逸れさえしなければ、余裕でアウトにできたので、慌てずに返球をしてほしかった。

◯山川選手へのブーイングについて思うこと
 4月12日の試合で一定数のライオンズファンは感じたと思います。いくら山川選手を抑えても、ライオンズが勝たなければ意味がないと。今回の試合でライオンズファンがブーイングで気持ちを表現するのは、まだ理解できる部分もありますが、4月13日以降はブーイングをすることよりもライオンズの選手を応援することに集中してほしいですし、過度なブーイングは応援団が事前に止めるべきだと思います。

 このままだとライオンズの選手も間違いなくやりにくいですし、特に甲斐野投手に余計なプレッシャーを与えると思います。おそらく、このまま過度なブーイングが続けば、ライオンズがそのような行動を控えるように公式で発信をすることになるはずです。そんなことはさせないでほしいです。

 正直、個人的には山川選手がホークスでどうなろうが、もう関係ないですし、ライオンズが勝ちさえすれば、気持ちも晴れます。とりあえず、今日の試合がどうなるのかを見ようと思います。

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