2024年6月1日 VS読売ジャイアンツの感想

　6回表に記録上はエラーになっていないが、源田選手に守備のミスが出た時、正直、この試合は負けると思った。しかし、渡邉投手が6回表を2点で凌いでくれたことが勝利に繋がったと思う。

　渡邉投手が先発を務めることにずっと疑問を感じていたが、今日の試合は少なくともここ2年間では1軍、2軍を通じていちばん良い投球だったと思う。今日をきっかけにして、殻を破ってほしいし、次回の投球も楽しみになる内容だった。

　紅白戦とオープン戦の序盤の好調から一転、その後は絶不調になり、ファームでも1割に満たない打率の時期もあった元山選手が8回裏に代打本塁打、9回裏にサヨナラ打を放つ大活躍。守備でも本来は守る機会がない一塁を9回表に守り、途中出場から大活躍を見せてくれた。

　最少失点で抑えて試合を破綻させず、みんなで繋いで最後にサヨナラ打、素晴らしい試合だった。

　ジャイアンツファンがたくさん入ってくれたことももちろん大きいが、チケット完売の中での試合は雰囲気が良いなと思った。こういう試合がもっと増えてほしい。

※渡辺久信監督代行就任後のチーム成績　5試合3勝2敗
※2024年のチーム成績　50試合18勝32敗