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2024年6月26日 VS北海道日本ハムファイターズの感想

 武内投手は初回の3連打から始まり、2点を奪われたところからよく8回途中まで投げてくれたと思う。しかも、普段は投げる機会がない大宮で。マウンドが合わないという部分もあったはずだが、修正能力が素晴らしいと思う。

 今日の試合で納得できないのはやっぱり10回裏の阿部コーチの判断ミス。あれは長谷川選手は全く悪くなく、100%阿部コーチの責任。

 あの場面、センター前やライト前のヒットなら、ある程度ランナーを回してから止めても良いが、レフト前ヒットの場合はランナーが戻れずアウトになる可能性があるため、止める場合は早く判断しないといけなかった。現にそれが原因でアウトになっている。

 次に長谷川選手は脚力があり、ホームクロスプレーも上手い選手。次の栗山選手に賭けたのかもしれないが、今年の栗山選手は出塁率が.375、確かにレフトの水谷選手がボールを取った時点で長谷川選手は3塁にギリギリ到達していなかったが、以前に伊原春樹さんが「外野手の捕球とランナーの3塁到達が同時なら、基本的には回す」と話していたことがあり、返球が逸れる可能性に賭けるほうが栗山選手が試合を決めるよりも可能性は高かったと思う。

 3つ目にそもそも滝澤選手が打つことを信じていたのか、滝澤選手がレフトへヒットを打った場合にどのような判断をするのかを想定していたのか疑問に感じる。あの場面は栗山選手に賭けたのではなく、滝澤選手の打撃と長谷川選手の走塁を信じられなかったからこそ、起きたことだと思う。

 最後に最も納得できないのが、長谷川選手がアウトになった時の阿部コーチの態度。あそこで長谷川選手に「すまん、俺のミスだ」と声掛けをしていれば、まだ納得ができたが、まるで長谷川選手が走塁ミスをしたかのような態度。多くのファンがあの場面は長谷川選手は悪くないと意見を述べているが、それでも10人に1人くらいは長谷川選手にヘイトを向けている人もいるだろうし、記事では長谷川選手が走塁死と報道されてしまう。

 スワローズ戦での今井投手の交代もそうだが、首脳陣が選手のやる気を奪うようなことをしてはいけないと思う。正直、開幕して3ヶ月の試合を観る限り、1軍の3塁ベースコーチは黒田コーチに戻すべきだと思う。

※渡辺久信監督代行就任後のチーム成績 23試合6勝16敗1分
※2024年のチーム成績 68試合21勝46敗1分

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