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読者と著者、直接繋がることで文芸作品は進化できる

本日は、ファンレターのお話を。
先日、プロジェクトSHIROHAの第一話・第二話を公開したことで、起こった面白い反響の一つが、読者と著者がダイレクトに繋がるようになったことです。

わふくストーリーの公式コミュニティがあるDiscordのサーバーでは、普段小説を読んでいなかった方々が、執筆の水無月さんへ感想を伝えて、その後、意見交換。好きな他の小説の話などに広がっていきます。

このような、著者と読者のコミュニケーションは通常の出版だと不可能ではないが、非常に難しいです。本に書いてある出版者へ紙の手紙で、ファンレターを送って、それが筆者に届くことを期待して、返信を待つんでしょうか・・・。私は、ファンレターを送ったことがありません。出版者が筆者に届ける保証もないし、筆者がコメントをくれる保証もない。やろうと思えないです。でも、それが出版として仕方のないことで、否定することもないです。

こちらでは、軽率に感想をは伝えてほしいんです。個人で活動しているクリエイターさんは自己肯定感が低い方が多いと聞いたことがあります。だからこそ、簡単な障壁のない仕組みで感想を気軽に伝わる環境が必要です。それは、さらなるクリエイターの創作につながっていくのです。

とてつもなく嬉しいことが起こりました。掲載をご許可いただけたので紹介します。執筆担当の水無月さんへ小学校6年制の方から、手書きの感想がDiscordで届けられされました。もちろん、わふくジェネのNFTホルダーの親御さんがDiscordに代理で投稿されたものです。親御さんとしては、必ず伝わる仕組みがあることをお子様へお伝えいただき、感想が伝えられたことをとても喜んでいただけました。

受け取った水無月さんと編集の私のモチベーションが爆増することは言うまでもありません。これは、さらに良いものをお届けする動機として、とてもポジティブで前向きなものです。このような距離感の近さはわふくストーリー編集部が環境を整備していきたいです。文芸はNFTのコミュニティと出会うことで必ず進化できます。

今日も頑張るか!普段。超自己肯定感の低い編集ジョンは今日も情報発信してます。では。


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