見出し画像

目指せ月収12万円ライター! 案件受注からライティング業務の完了までの流れを理解しておこう

ブログの記事が10本程度たまったら、いよいよライティングの実践です。最初の手順として、ランサーズに登録しましょう。

登録方法については、ググればたくさんの情報を入手できるので、ここではあえて解説しません。
アドバイスを2つだけ送ります。

・月収12万円を早期に実現したい方は、できれば実名で登録して写真を掲載してください。
・プロフィールにはなるべくたくさんの情報を記載してください。

さて、登録が完了したようですから、いざ、ライティング!


■原稿料にはこだわらず初心者向きの案件を選ぶ

ライティングは案件選びから始まります。ランサーズには常に大量のライティング案件が掲載されているので、自分に合う案件を選ぶのは簡単ではありません。

ただ、実際には初心者が請け負える案件は限られています。原稿料が高く、条件がいい案件にはたくさんのライバルが応募するため、初心者が請け負うのは困難です。

ですから、ある程度の経験と実績が積み上がるまでは、「投資」と考えて受注できる案件をとにかく大量にこなすのがおすすめです。

初心者が請け負いやすい案件は次のようなものです。

・未経験者OKと記載されている
・発注者が個人
・テストライティングが必要
・短納期で大量発注している

原稿料にはこだわらず、上記のような基準で探してみると、比較的簡単に案件を受注できます。


■請け負うのが不安な場合はシミュレーションをしてみる

案件を初めて請け負う時には不安を感じるものです。
「自分にできるだろうか?」「クライアントに迷惑をかけるのではないか?」などなど、いろいろなことが心配で結局応募を見送ってばかり、という人もいます。

そんな人におすすめしたいのが、案件のシミュレーションをしてみることです。なるべく募集要項が詳しく書いてある案件を選んで、「請け負ったつもり」で原稿を書いてみるのです。

シミュレーションを一度やってみると、原稿を仕上げるまでに必要な作業を体感できます。ライティングに必要な情報の収集、案件に合う構成の作成、文体の選択など、原稿を一本仕上げるまでには、さまざまな工程があります。

初心者の方にとってはどれも初めての経験なので、実際に手がけてみることで、自分にとって難しい部分はどこなのか、請け負った案件で苦労しそうなポイントはどこにあるのか、を洗い出すことができます。

シミュレーションとして書き上げた原稿はなるべく多くの人に読んでもらってください。書き手目線とはまったく異なる意見がたくさん寄せられるので、非常に参考になります。


■案件スタートで大切なのは丁寧な聞き取り

どうにかやれそうだ、と思えたら、プロとして仕事を請け負ってみましょう。ライターの仕事はクライアントとの意思疎通から始まります。どんなに優れたライターでも、クライアントの意向がわからないと、適切な文章を書けません。

ましてや初心者の場合には、「望まれているのはだいたいこういう内容・文体かな」という推測ができないので、書き始める前にしっかりとクライアントの考えを聞き取る必要があります。

疑問点や曖昧なポイントをゼロにしてから取りかかる、くらいの気持ちで仕事を始めてください。

それでも、書き始めたら、わからないことがいろいろと出てくるはずです。そんな時は逐一、クライアントに質問しましょう。「あれこれ尋ねたら、できないライターだと思われるかも」といった遠慮は無用です。

私は20年以上にわたって大量の案件をこなしてきましたが、新規案件の場合にはできるだけ詳しい聞き取りを行います。手間はかかりますが、最終的にはその方がずっと効率よく仕事を仕上げられるからです。

また、聞き取りのためにやりとりをすることで、信頼関係を築けるケースも少なくありません。在宅の場合には電話やメールが主な連絡手段になりますが、このやりとりをきちんとできれば、それだけでクライアントに「信頼できるライターだな」と思ってもらえます。


■構成の提出で信頼関係を築く

丁寧な聞き取りをしたつもりなのに、原稿がクライアントの希望から少しズレていた、というケースは珍しくありません。ズレが小さければ、修正は簡単ですが、「ぜんぜん違う」という場合には修正に要する労力が大きくなるだけでなく、クライアントに不安を与えてしまいます。

そこで、おすすめなのが発注→原稿納入の間に「構成の提出→クライアントによる確認」というステップをはさむやり方です。発注→構成の提出→クライアントによる構成の確認→原稿納入という手順を踏むことで、大きなズレを防ぐことができます。

原稿を書く際も、構成に沿って書けばいいので、「そもそもこの内容で大丈夫だろうか」などという不安を感じずにすみます。

なお、構成の作り方については後ほど別記事で紹介します。


■原稿を書き上げたら見直して提出

原稿はなるべく締め切りの数日前に書き上げるようにしてください。提出する前に見直しの作業が必要だからです。

「書き手の目線」と「読み手の目線」はかなり違います。ライターは原稿を書く際、いろいろなことを調べるので、題材について熟知しています。そのためついつい説明を飛ばしてしまうことがあり、そうなると読者には理解できない文章ができあがってしまいます。

目線の問題以外にも、文法上の小さな間違いや誤字脱字など、原稿を提出する前にチェックすべきことはたくさんあります。

時間を置いてから読み直した方が、そういった問題を見つけやすいので、原稿をきちんとチェックできるよう、少し早めに書き上げた方がよいのです。

誤字脱字があるから即ダメというわけではありませんが、あまり多いとクライアントからの評価が下がってしまいます。

原稿の見直しが完了したら、クライアントから指定されている形式・方法で送ります。ワードファイル形式の原稿をメールで送信するのが一般的です。

■まとめ

なるべく具体的に説明したつもりですが、理論と実践には大きな違いがあります。
やってみて初めてわかることもたくさんあるので、想像もしていなかった壁にぶつかる人も多いと思います。

そんな時に相談できる相手がいれば、壁を乗り越えてライター稼業を続けやすいでしょう。私はライター歴23年になるベテランです。大手出版社の書籍制作からWEBライティング、企業のパンフレットやHP制作など、非常に幅広い分野で活動してきました。

もともとは小説家を目指していたので、文学賞の受賞歴もあります。

今回、「月収12万円ライターの育成」というプロジェクトを立ち上げるのにあたり、ライター初心者や若手ライターからの相談を無料で受け付けています。

もし、聞いてみたいことなどがありましたら、facebookのメッセンジャー等でお気軽にご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?