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目指せ月収12万円ライター クライアントはどんな人? 何を考えているの? それさえわかれば案件をどんどんとれる

「条件のいい案件をなかなか受注できない」
「書いた原稿がクライアントにいまいち刺さらない」

もし、あなたがそんな悩みを抱えているなら、クライアントに対する理解が不足しているかもしれません。彼らはどんな人たちで、何を考えているのか? どんなことを喜び、どんなことを嫌がるのか? 

今回はそんなクライアントの事情を解説します。

◆コストと労力を抑えて結果を出したい

クライアントの希望を簡潔にまとめると、この小タイトルそのものになります。彼らにとって、ライターから届く原稿は道具に過ぎません。「商品やサービスの売り上げUP」という目標を実現するために使うアイテムの一つなのです。

ですから、必要な効果を発揮する原稿が欲しいのは言うまでもありません。通常、クライアントは数字ですべてを判断します。「○円の売り上げ増を達成するためには×円の予算をWEB活動につぎ込める」といった計画を持っているのです。

売上目標を達成するためには、原稿の品質が一定以上でなければなりません。もちろん、それ以上であれば言うことはありませんが、基本的には「望みうる最高品質」ではなく「目標達成に十分な品質」を望んでいる、と考えるべきです。

新米のライターは原稿を「作品」だと考えがちです。そのため、自分が設定したレベルに達していないから、と思い悩むケースが少なくありません。

実際にはWEB記事は「商品」なので、クライアントがコストに見合う、と判断する品質のものを出せれば、ビジネスとして成立します。

この、ビジネスとして成立するかどうか、という評価基準が実はとても大切です。コストと品質に加え、クライアントがもう一つ望むことに「適正な労力」というのがあるためです。

発注する側になってみるとわかるのですが、欲しい原稿をライターさんに書いてもらうのはかなりたいへんです。なんのために、どういう原稿が欲しいのかを説明し、なんなら例文や参考になりそうなサイトを示さねばなりません。

問い合わせがあれば対応し、届いた原稿をチェックして、修正依頼を出して……どうにか仕事が終わったら、決済の作業もあります。

ビジネスに対する理解度が高いライターは、こういったクライアントの事情を察して、できるだけ手間がかからないように対応します。「○○さんにライティングを頼むようになって残業が減った」と担当者が感じたら、次の依頼も来るからです。

繰り返しになりますが、クライアントは最高品質など求めていません。彼らが望んでいるのは、ローコスト、省力で一定品質以上の原稿を受け取ることなのです。

◆偉いの? 知識豊富なの? クライアントはどんな人たち?

初心者ライターにとって、クライアントは雲の上の人に見えがちです。「文章のこととか仕事のことを何でも知っているに違いない」と思ってしまい、失敗するケースが少なくありません。

実際にはいろんなクライアントがいます。大手出版社の編集であっても、

「???」という人をけっこう見かけるので、無用のトラブルを予防するためには彼らがどんな人なのか、知っておいた方がいいでしょう。

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