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私の乳がんの遺伝性検査結果は「陰性」

一昨日の受診時、「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)症候群」検査の結果が判明しました。

母も乳がんに罹患していたため、私の乳がんが遺伝性であるのか、そうでないのかの遺伝子検査です。

遺伝子の中の「BRCA1」と「BRCA2」という遺伝子に、病的バリアントとなる変化があると、乳がん、卵巣がん、それにすい臓がん、男性なら前立腺がんの発症リスクが高いとされます。

病的バリアントとは、がんの発症しやすさと明らかに関係している遺伝子の変化のことをいいます。

※遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を ご理解いただくために ver.2022_2
 一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/breast_surgery/hboc/hboc_JOHBOC_2022_2.pdf


それで、私の検査結果は「-」「陰性」でした。

母の乳がんと私の乳がんは、遺伝的な関係性はないと見られる、ということです。

詳しくは、追って、記録としてさらにアップしたいですが。

この検査結果が、「+」「陽性」だったのが、アメリカの俳優・アンジェリーナ・ジョリーさん。

アンジェリーナさんは、がんに罹患していない両乳房と、卵巣と卵管を予防的切除したことが広く知られています。

もし私も陽性だったら、部分切除した左乳房と右も全摘出し、卵巣と卵管はどうするか、今後のことを考えていかなければなりませんでした。



※そんなワケで、乳がんサバイバーになって、なっていなければ知るきっかけもなく、知識の習得や勉強もしなかったであろう、がんや遺伝子、医療に関する情報が私の脳に蓄積されていきます。

あまりの情報量なので、知っては忘却し・・・、って感じになっているお年頃です。笑

ですが、忘却しても、ネット検索すればすぐわかる時代でよかったなぁと思っています。

大切なのは、検索方法が的確でなければいけない、意味がないこと。

そして、がんに関する情報は、最新の情報でなければいけません。

たとえば、とある遺伝子検査の情報を知った時、それが2020年のものであったら、さらにもっと最近、さらにもっと最近の最新情報とどう違うか、そこまで調べないと間違いを起こします。

検索で知ったことも、複数情報をあたって、間違いがないかの検証が必要で、乳がんの場合は、「日本乳癌学会」が公開している情報が、間違いなく的確であるという判断のもとになります。



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