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90歳の放射線治療、小型トランクをゴロゴロすることに、そしてジンガサハムシ

90歳の放射線治療


トゥルービームがある放射線治療室に入る時、「お名前と生年月日を言ってください」と、人まちがいのないように、再外来受付機で受け取った案内票に記載されている情報と照合されます。

今日、私の照射が終って、入口で看護師さんと待機していた次の患者さんは、けっこう年齢がいってるとおぼしきおばあちゃん。

生年月日が聞こえてきました。

昭和9年4月11日です、と。

私、昭和39年、ちょうど30年違うー!

えーーーーーーーーっ、90歳じゃーん!

私が生まれた時に、すでに30歳の大人だったんだよね、すごいね。

いろいろ不安があるこの先の再発予防治療だけど、90歳の人も頑張って受けているなんてと、励まされました。

ところで、今日は、“イロモノ”のお靴は禁止の外勤先に行く日ではなかったので、フルーツ柄が気に入っていて、かつ履いているのも歩くのも楽な、5本の指が中でパーにできるこんなやつで病院に行きました。

足がむくむ日が多いので、この形状の靴が助かります。


ジンガサハムシ(陣笠葉虫)


病院からの移動のバスの中で私の目の前を虫が飛んで行った。
すぐ横の窓下に止まった。

撮影したい!

窓に登ってきた。
なにこの子?

羽、甲羅みたいな羽の縁が透明だ。
カメムシの一種?

なんか、いいものを見た気分。笑

検索したら「ジンガサハムシ」って子みたい。


肩かけバッグNG、小型トランクを日常使いにすることに


日常使い用に小型の中くらいのトランクを買いました。

今後、放射線治療が進むにつれて、照射している左胸から肩にかけて、強い日焼け状態になっていくという話。

まだ照射5回目の今のところは大きな変化はないけれど、3週目くらいから日焼け様の皮膚炎が出現することが多いそうで、皮膚が人十倍弱い私は、それなりにひどいことになるかも、という覚悟をしています。

それで、ドクター&ナースのアドバイスでは、肩かけバッグもリュックサックもNGと。

バッグを肩にかけると傷んだ皮膚によくなく、あるいは痛くてかけられず、また腕を伸ばしすぎて、柔軟性のなくなった皮膚が切れたり、ということも想定しなければで。

私、肩かけバッグは左でないとダメで、右肩だと落っこちてしまうので、さて、どうする?となりまして。

まあ、なんだか、毎日が出張みたいになってしまいますが、通院、通勤に小型トランクを導入することにしました。

フリーライターとして日本全国の地方へ、それも僻地を主体に出張取材に出回っていたので、中型のトランクは4つあるけれど、それだと日常使いには大きすぎ。

かといって超小型だと、ノートパソコンを持ち歩きたい時に入らないと困るし、買い物をして帰る時にもかなりの小型では、たとえばワインボトルやウイスキーのボトルが収まらないと。

そこ?笑

そんなこんなで、今後、毎日、これをゴロゴロして行動します。

日本乳癌学会「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年版」より
放射線療法の副作用について


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