見出し画像

そういえば、手術室への入室時、ちょっと面白いことがありました

乳がん手術時のこと、facebookには入院中から、退院してからはnoteやHatena Blogにアップしていますが、「そういえば、ノートに手書きで記録したこともあるんじゃん」と。

SNSにまみれて、一番好きで得意な「手書きノート」の存在を忘れるなんて、私としたことが、どういうこと?笑

いや、ちょっとショック。

そのためのノート、わざわざ用意して入院時に持って行ったのに。

今になって読んでみると、なんか面白いというか、興味深いことが書いてあるので、抜粋編集して、残していくことにします。

たとえば。
------------------------------------------------------------------------------------

入り口が明けられた手術室の前で、「お名前と、生年月日を言ってください」と看護師さん。

私が言うと、それをパソコン画面のデータで確認。

そしてまた、「もう一度、お名前と生年月日を言ってください。間違いのないようにということで、何度もすみませんが」と。

そして、もう一度言う私。

続いて、腕に装着したネームとIDバンドのバーコードが、バーコードリーダーでピッと読み取られ、パソコンで確認される。

そして、またまた、「もう一度IDを読み取ります」と、ピッ。

すると次は、「今日の手術内容について、医師から説明を受けていると思いますが、どのような手術を行うか、話してください」と。

へーーーーーっ!と思いながら、そして、なんか不思議な感覚が起き始めたような、それはワクワクするような気持ちのような、なんとも言い難い初めての感情にひたりながら、「左乳房外側の乳がんの部分切除手術と、センチネルリンパ節生検です」と答えた私。

「はい、そうですね」と看護師さんに言われ、「今のお気持ちはどうですか?」と。

お、おーーーーーっ!そうくる?と。笑

こんなふうに答えました。

「自分でも不思議なくらい、どういうわけか、ものすごく落ち着いていますね。〇〇先生を信じて、おまかせします、どうか、よろしくお願いします、という気持ちですね」と。

そして、壁色が、深海のような深い青色で塗られた手術室へ入って行きました。

※続く To be continued

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?