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変わったのは自分自身!圧巻の国宝 東大寺「盧舎那仏像」に再び訪れたかった理由

日本を代表する寺院の一つ

東大寺

その東大寺といえば、やはり

国宝 盧舎那仏像
通称、奈良の大仏様

昨年の旅で、久しぶりに訪れることができました。

東大寺を訪れたのは、なんと修学旅行以来。
学生時代は、大仏様より圧倒的に友達の顔を見てはしゃいでいた時間の方が長かったもので(笑)。
ほぼ初対面に近いといっても過言ではないかもしれません。

世界最大級の木造建築物 大仏殿へと向かう、
期待感高まる参道。

そして、大仏殿に一歩足を踏み入れると、空気は一変します。

圧巻

高さ15メートル。

言葉が出ない。

変わったのは全くもって自分の方なのですが、子どものころに見た大仏様とは、不思議と違ったお姿に感じられました。

これだけ長い時間が経過してからの再訪だったからこそ、自分自身の成長や内なる変化をより実感できたようにも思えて、感慨深かったです。

また同時に、今のまだまだ未熟な自分が感じたことと、この先、歳を重ね再び対面した時の印象はまた異なるような気もして、再訪時の新たな楽しみを見つけられたようで嬉しくもありました。

そんな気持ちを抱かせてもらった大仏殿を後にし、金剛力士像で有名な南大門方面へと歩いていたのですが、
その間、多くの修学旅行生とすれ違いました。

当時はまだマスク着用の規制ある旅行ではあったと思うのですが、学生の皆さんが本当に楽しそうで、マスクの下の弾ける笑顔が容易に想像できるようでした。

ぜひ、コロナにより失われた時間を取り戻すように、限られた青春の1ページを、思いっきり謳歌してほしいなと。

そんな久しぶりの東大寺、今回の旅でどうしても訪れたかった理由がありました。

752年、時の天皇、聖武天皇は当時人々を苦しめていた天然痘の流行や戦乱の終息を願い、平和の想いを込めて、この大仏様を建立された・・・・・・
それから、ちょうど1270年。

奇しくも日本と世界が直面している現状とも重なるように思えて、いにしえの都に想いを馳せながら、世界と日本の安寧を願いました。

大人になった今、再び訪れることができて本当によかったと思っています。

#わたしの旅行記

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