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【2024年度版】社会人1年生にこれだけは伝えたい「お金の話」

こんにちは、ひらっちです。新年度がスタートして最初の1週間が過ぎようとしていますが、皆さんはいかがお過ごしですか? 僕は相変わらずライター業に、農業に、色々と忙しい毎日が続いております。noteもなかなか更新できない日々が続いておりますが、今日は過去の記事を若干修正して最新版をお届けしたいと思います。

きっと新社会人になったばかりの方には役に立つんじゃないかな?幸せな人生の第一歩を踏み出す一助になれば幸いです(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。ご興味のある方はぜひどうぞ!最近はこんな記事をアップしました。この春から家庭菜園に取り組もうという方はぜひ参考にしてみてくださいね(^^♪

■このnoteをご覧にいただいている社会人1年目のみなさんへ

あらためまして、ひらっちです。今日は「社会人1年生のためのお金の話」をテーマに書いてみたいと思います。

このnoteでは、再三にわたって書いておりますが、僕はいわゆる超ブラック企業に新卒で入社し、そこからフリーライター、そして農家へと、他ではあんまり見られないような転身をしてきた、いわば変人です(笑)

なので、僕のアドバイスは、エリート街道をまっしぐらに歩み、一流企業で熾烈な昇進争いを繰り広げていく人たちには、おそらくほとんどタメにならないと思います。

でも、人生というのは、想定通りにいくことばかりではありません。

そして、何かの岐路に直面した時、「転ばぬ先の杖」として役立ってくれるのが「お金に関する知識」だと僕は思います。

というわけで、今まさに社会人としての第一歩を踏み出した方たちへ、門出を祝う気持ちを込めて「ぜひこれだけは知っておいてほしいお金の話」を書いてみようと思います。よろしければぜひ、今後の社会人生活の参考にしてみてくださいね(^^♪

■あなたはこれから、全くルールを知らない世界で戦いを始めます

社会人になるということは、「お金を稼いで自分で生きる」ということです。

もちろん、学生時代から自活してきた方もいるかもしれませんね。

ただ、ほとんどの人は、社会人のための準備期間を終え、いよいよ本格的に稼ぐフェーズに突入することになります。

人生は、お金儲けのためだけにあるわけではありません。そうですよね。家族、恋人、友人…。お金では決して測れない尊い存在は、本当にたくさんあります。

でも、これから歩み出す社会は、お金を基準にした残酷な世界です。

社会人1年生の皆さんは、これから「お金を稼ぐゲーム」に参戦します。資本主義の目的は「利潤の最大化」です。

お金を儲けることは、テレビゲームのスコアみたいなもの。そのこと自体がいいか悪いかは別として、常に「この社会は稼ぐことが正義だ」というルールを念頭に置いて行動することになります。

では、そんな残酷な世界で生き抜くためには、何が必要でしょうか。それは、この世界のルールを知ること。そのために必要なのが「お金に関する知識」というわけです。

残念ながら日本では、社会人になるまで、ほとんど資本主義社会のルールを教えられることがありません。皆さんにとって身近な「税金」「健康保険」「年金」などの知識はもちろん、投資について、会社の仕組みについてなど、ほとんど何も知らない状態で、見知らぬゲームの世界に放り出されます。

でも、これにはいい面もあります。

それは、スタートラインがほぼ一緒だということ。

例えば、東大のような一流大学を出ている人も、全国的に無名なFラン大学を卒業した人も、「ルールを知らない」という点では、ほとんど横一線。要するに、社会人になってからいくらでも挽回できるわけです。

社会人の平均勉強時間をご存じですか? ある調査によれば、社会人の勉強時間は、たったの7分だそうです。しかもこれ、1日7分ではなく「1週間で7分」だとのこと。

もしあなたが、1週間で10分勉強したら、それだけで社会人の平均を大きく上回ります。このnoteを読んで勉強しているだけで、かなりの上位層ということになりますね。

どうでしょうか?「それなら勉強してやろう!」という気になりませんか?

社会人になっても勉強を続けてください。特に、これまで学習してこなかった「お金の知識」をぜひ身に付けてください。そうすればきっと、この残酷な世界で、成功者への道を一歩ずつ確実に歩んでいけると思います。

■「勉強しよう」というメッセージ以外にあえて伝えるとしたら?

「勉強しよう」。これが一番伝えたいことですが、ただ、これだけでは物足りないという方も多いかもしれません。なので、もう少し踏み込んで、社会人になる今だからこそ知っておきたいお金の話を、いくつか書いてみたいと思います。

■まずは何より自己投資!

20代のあなたは、40代の僕にはない大切な資産を持っています。それは「若い体」と「圧倒的な時間」です。平均寿命まで生きると仮定した場合、僕とあなたとでは、圧倒的に残された時間と体力に差があります。ぜひこの大切な資産を有効活用してください。

今、自分に投資をしておけば、現役を続ける限り、ずっとあなたにリターンをもたらしてくれます。その効果は絶大です。

20代から老後に向けた資産運用を始めること自体は否定しません。ですが、資産運用は、元手となる資産がそれなりに大きくないと効果は限定的です。

少額を投資に回すくらいであれば、優先すべきは「自己投資」。まずは仕事で稼ぐスキルを習得することに全精力を費やしてください。資産運用を考えるのはその後で十分です。

■浪費はほとほどにね!

お金の使い方は、大きく3つに分かれます。「消費」「投資」「浪費」です。どれもお金を使うことに変わりはありませんが、大きな違いがあります。

消費・・・生活を維持するためにお金を使うこと

投資・・・お金を生むものにお金を使うこと

浪費・・・上記に当てはまらない無駄なものにお金を使うこと

お金を取り巻くルールは、すごく難しそうに見えて、実はとてもシンプルです。

できるだけ「消費」を抑え、その分を「投資」に回す。これをひたすら繰り返すだけのゲームだからです。

ただ、世の中は「消費」だけでなく「浪費」の誘惑にあふれています。

ブランド品、高級外車、身の丈に合わない住宅…。誘惑に負けることもあるかもしれません。

ただ、逆説的ですが、一見すると人生を豊かにしてくれそうな「浪費」への誘惑を遠ざけることが、人生を豊かにする近道になることを肝に銘じておいてください。浪費で幸せを感じられるのは、一瞬です。

■会社の平均寿命は30年?

みなさんは、新卒で入社した会社で一生勤める気でいるかもしれませんが、昔から「企業の寿命は30年」と言われてきました。30年といえば、22歳で新卒入社して50代に突入した頃になります。

なかには「50歳まで勤められるのであれば、まあ大丈夫じゃない?」と思っている人が多いかもしれませんね。でも、現実はそれほど甘くはありません。

東京商工リサーチの調査によれば、2023年の倒産企業の平均寿命は「23.1歳」だったそうです。ちなみに2018年に倒産した企業の平均寿命は「23.9年」でした。昔から言われてきた「企業の平均寿命は30年」は、どんどんと短くなっているのが現実なのです。

あなたが勤め始めた会社は、45歳を迎える頃にはもう消滅している――。

これが、それなりに高い確率でやってくる25年後の未来です。脅かすつもりはありませんが、「この会社で生涯働き続ける」という青写真は、雲散霧消する可能性が高いことを念頭に置いておかなければいけないのです。

■まとめ

なんだか最後の項目は暗い感じがしますが、僕はまずちゃんと現実を直視することが大事だと考えています。現状をきちんと理解しなければ、正しい対策を講じることができないからです。

会社がなくなるかもしれない。そんな世の中でどう生きていくのが正解なのか。それは、会社を離れても生きていけるだけのスキルを磨いておくことです。

その会社だけで通用するスキル・知識ではなく、どこでも通用する「稼げるスキル」を磨いておく。そして、これまで家族に依存してきたあなたが、今度は会社に依存するということがないよう、「真に独り立ちするんだ」という意識を持つことが大事です。

結果的に、そうした独立心を養うことが、職場での活躍にも繋がっていくはずです。

いきなりは無理かもしれませんね。でも、努力を続けていけば、きっとあなたもこのゲームのなかでうまく立ち回れるようになります。大切なのは、コツコツと地道な努力を続けること。

あなたには、まだまだたくさんの時間があります。しかも、コロナ禍を機に起きた急激な変化は、柔軟さに長けた若い人にこそ有利です。ぜひ「若い」という絶対的なアドバンテージを有効に使って頑張ってもらいたいと願っています!(^^♪

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