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お悩み相談#6 ライバルが多くて専門分野の仕事を獲得できない

こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
「Webライターのお悩み相談室」へのご相談ありがとうございます!

今回のお悩み相談はこちら。

ご相談内容
クラウドワークスやランサーズで競合が多く、なかなか専門分野の仕事が獲得できません。
ジャンルを絞っていくにはどのように仕事を獲得したらよいでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。

自分で決めた専門分野の仕事をなかなか獲得できずにお悩みなのですね。
この状況でジャンルを絞るとさらに仕事が獲得できなくなる可能性があるので、まずは原因を探るところから始めてみましょう。


専門分野の仕事を獲得できない原因とは?

Webライターが、自分で決めた専門分野の仕事を獲得できない原因は主に3つあります。

  • プロフィールの作りこみが足りない

  • 実績が不足している

  • 専門としたジャンルに需要がない

「この人に依頼しよう!」と思われるようなプロフィールになっていますか?これまでの経歴や資格、なぜその分野を専門としているのかといった情報がわかるようなプロフィールにしてみましょう。

そして、獲得したい仕事にあわせた実績を作っていきます。
WordPressブログを開設してサンプル記事を作ったり、SNSで専門分野に関する情報を発信してフォロワーを増やしたりするなどの方法がありますよ。

また、Webライターの仕事はジャンルによって案件数や相場が異なります。ライバルが多いジャンルもあります。質問者さんが選んだ専門分野はいかがでしょうか?
需要がないジャンルを専門としても仕事を獲得しにくいので、その場合は別のジャンルにも対応できるようにした方が良いと思います。

まずは専門分野の仕事を獲得できない原因を探ってみましょう。
私は何度もプロフィールを書き換えていましたし、実績として見せる記事を変えたり、ポートフォリオに書く項目の順番を入れ替えたりもしていました。

他のWebライターのプロフィールやポートフォリオから

  • どんなプロフィールにすれば良いか

  • どんな実績を表に出しているのか

  • 実績をどのようにアピールしているのか

を参考にして、良いところを自分にも取り入れてみてください。

ジャンルを絞っていく方法

まずは、自己分析と市場調査から始めましょう。
といっても最初はそんな難しいことをするのではなく、いろんなジャンルに挑戦してみて

  • 書きやすいジャンルは何か

  • 学び続けられそうなジャンルは何か

  • 案件が多いのはどのジャンルか

を探っていきます。
つまり、Webライターの需要があって自分が続けられそうなジャンルを見つけるのです。この時点では、大まかなジャンルを2~3つ決めます。

私の場合、恋愛・結婚・転職・地域……など「自分が書けそうなジャンル」を色々書いた上で「不動産・金融の案件が多いし、私に実務経験と資格があるからか採用してもらいやすい」と気付いたので「不動産・金融・資格」に絞ることにしました。

大まかにジャンルを絞ったあとは、実績作りに力を入れます。WordPressで専門ジャンルのブログを始めたり、SNSで情報発信をしたり、積極的に記名記事を引き受けたり。

私はブログ運営とX(旧Twitter)での発信が役立ちました。不動産投資や株式投資についてブログやXで発信。といっても難しい内容ではなく、こんな物件を見に行ったとか、株主優待でこんな商品が届いたとか、誰でも楽しめそうな内容にしていました。

実績を積み重ねて発信を続けていくと、相手から仕事を依頼されることが増えていきます。この段階になってから、さらにジャンルを絞り込みましょう。
相手から依頼される仕事(=需要のある仕事)、もしくは自分が採用されやすい仕事にあわせて絞り込むと良いと思います。

私は「不動産」の依頼が増えてきたので、不動産ジャンルに絞ることにしました。プロフィールには不動産に関するものだけを載せています。金融ジャンルも引き受けますが、「株式投資しています」などの情報はあえて載せません。

さらにジャンルを絞り込みたい場合は、依頼される仕事にあわせて絞り込んでいきます。もちろん、獲得したい仕事にあわせた実績作りやプロフィールの作りこみも同時に行います。

このように、ジャンルの絞り込みはWebライターとしての自分の需要にあわせて行うと良いと思っています。

  • どんな仕事を獲得したいか

  • 自分をどう見せたいか

  • クライアントが望むWebライターはどんな人か

これらを突き詰めて考えていくと、方向性が見えてくるはずです。
抽象的で難しいかもしれませんが、この答えは質問者さんが見つけるものだと思っています。応援しています!


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