「確定拠出年金?」とiDeCoの利用方法 ~iDeCo編①~

 わたしはiDeCoを利用したいとは思いません!
 iDeCoの公式サイトや証券会社のホームページ、YouTubeの動画を見聞きすると、「なんていい制度なんだ、入った方がお得だな」と感じます。
 しかし、「手数料はどれくらいかかるのか?」「受取時に税金はかからないのか?」など詳細に調べてみると、損をする可能性もあると思いました。
なぜ!?そう思ったか!を書きたいと思います。
なぜ?の前に、iDeCoとは何かを簡単に書きます!

【iDeCo(個人型確定拠出年金)とは】

 年金は大きく分けて、「公的年金」と「私的年金」があります。国民年金や厚生年金のように、対象者に加入義務がある年金を「公的年金」、任意で加入する年金を「私的年金」といいます。
 確定拠出年金は「私的年金」のひとつであり、企業が導入する「企業型確定拠出年金」と、個人で加入する「個人型確定拠出年金」の2種類があります。「企業型」は、会社が掛金を払い、加入者が運用します。一方、「個人型」は、加入者が掛金を払った上で、運用も加入者が行います。
 iDeCo(individual-type Defined Contribution pension plan)は、個人型確定拠出年金の愛称です。


【iDeCoってどうやって利用するの?】

 利用の流れについて、まず一文で書きます。
 運用する投資信託を選び、掛金を決めて60歳まで続ける、そして60~70歳の間で積み立てた投資信託を売る。

分かりやすく、順を追って説明します。
☆iDeCo利用の流れ
1 証券会社を選び、その証券会社が運用する投資信託(※)から、自分が購入する投資
信託を選ぶ。
2 掛金を決め(掛金のことを拠出金という)、月1回掛金を支払う。
・拠出金額の変更は、年1回可能
・年1回購入のプランなどもある
・掛金は5000円以上で、上限金額が職業や企業によって決まっている
3 積み立てを60歳まで続ける。例えば、32歳で加入すると、28年続けることになる。
4 積み立てが終了したら、60~70歳の間で売却する。
※ 投資信託(ファンド)
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が、株式やリー
トなどに投資・運用し、利益を投資家に分配する金融商品のこと。
続いて、どのタイミングで売却してお金を受け取るのかについてです。

☆受け取り方法
それぞれで税金のかかり方が違います、後ほど詳細をご説明します。
1 一括で受け取る(退職所得扱い)
2 年金として分割で受け取る(雑所得扱い)
3 一部を一気に貰って、残りを年金として分割で受け取る
加入できる条件がありますが、ゆるいです。


☆iDeCoに加入できる条件
1 日本在住の20~60歳(まだ年金を受け取っていない、成人済みの人)
2 基礎年金を払っている(過去未払いでも現在払っていればオッケー)

iDeCoの利用の流れがある程度わかったところで、気になるメリットとデメリットについてご説明したいですが、長くなったので次の記事で書きます!
「ちょっとこの部分違うよ」とご指摘頂けるお金に詳しい方はコメントお願いします!

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