最近の自分の将棋についての記録。

最近、意識してることは3つ。

1つ目が、「対局の際に内容と結果を重視しながらも、目的自体は経験値を積むことにフォーカスすること。」である。
対面の将棋、ネット将棋、どちらにおいても負けることへのハードル(少し変な表現かもですね)が低くなった。
力を出し切って負けたのなら課題が見つかるし、力を出しきれなかったとしてもそれはそれで次のステップへと繋がる。
今は一局一局に一喜一憂し過ぎずに、対局を重ねていけてるので流れが良いかもって思っている。

2つ目が、「棋書や専門雑誌について、何か一つでも得るものがあればという気持ちで読んでみること。」で、
自分のつい最近までの傾向として、棋書を買う際には変化がたくさん記された厚めの本を選ぶことが多かった。
その本が扱う戦型のカテゴリについて、1冊か2冊で主要変化を抑えられるために費用対効果が高いと思っていたことが理由の一つで、
あとは、選び取った難しめの本を読めるようでないと強くなれないという思い込みと、また同時に、この難しい本を読みきって実践に活かしてみせるという自信過剰な側面があったと思う。

そして、その後に現実としてどうだったかというと、3分の1〜半分くらいは読めても最後までは読みきれないということが多かった。
今年の2月頃から、本の選び方や読み進め方が変わって気づいたことは、難しそうな本でなくても、学びになる部分がとても多いこと。
自分はアマ三段の棋力なのだけれど、基本の考え方や変化についての解説で、読んでみて初めて知ること、もしくは改めて気づかされることが多かった。
また、棋書は(1)手順の解説をメインにした本と、(2)考え方の解説をメインにした本の2つで大きく分かれる傾向になるのではと思った。
どちらも一長一短で、その時その時で課題にしてることについて読むと良いのではないかと思う。

3つ目は、「隙間時間の活用法」だ。
自分は体力や気力に波があるタイプで、調子が良い時とそうでない時で、将棋について出来ることの量や幅に差が大きく出てしまう。
対人戦、対AI戦、詰将棋、棋書を読む、棋譜並べをする、この5つが自分の主な練習法だけれど、なかなか継続して量をこなしていけないという課題があった。
そこで、いったん量については重視し過ぎないようにしようと思ってみることにしてみた。
達成感のハードルを下げて、いちばん理想の形を目指すのではなく小さな達成を積み重ねていくイメージ。
方針を変えて気づいたことが、実は詰将棋を解くモチベーション自体は意外とあるということ。
元気な日は10問以上は解ける(難易度は気分で変えますw)として、そうでない日でも1日の中で必ず少しは解きたい時間があると分かって、これは大きな気づきだった。

特にオチはないのだけれど、今後も将棋を楽しんでいけたらと思う。

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