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マジカルミライ2018 小道具製作記録

久しぶりの投稿になります。

今回は「初音ミク マジカルミライ2018」の衣装に付随する小道具のについてです。

私は元々自作レイヤーです。初音ミク関連の衣装も何着か作りましたが、ここ数年はとんとご無沙汰しておりました。半ば足を洗ったボーカロイド界でしたが、まふりさん(旧:すーみんさん)の衣装製作応援合宿をきっかけに「マジカルミライ」の存在を知りました。こちらが公式サイトに掲載されていた参考資料です。

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出典 https://magicalmirai.com/2018/special.html#special_costume

なんやかやで合宿して、まふりさんは無事(?)衣装を仕上げることができました。その時の様子はご本人が同人誌として出版されています(現在は電子版が無償で提供されています)。

お買い求めはこちらから → https://sewing-future.booth.pm/items/1377037

こちらの「CLOTHES DREAMS #1マジカルミライ2018」に【C氏】として登場するのが私なのですが…作中でも触れられている通り、小道具のマイクスタンドはいきなり送りつけてしまったので製作過程についての記述がないのです。写真は撮ってあったのでいつかまとめようと考えてはいたのですが、本にするほどの気力が無く…

ということで、お手軽簡単にnoteにてまとめさせていただきます。

材料。

ヘッドホン

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なんかもう、これを見つけたから作ったようなものです。イメージがぴったりでした。

そして、ハンディ拡声器。

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分解・塗装前提でしたので、安くて形が合うものをチョイス。

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会場で音が鳴ってしまわないように、また、軽量化やその後の加工性も考えて音響部分は全て外しました。メガホン本体部分にマスキングテープでマスキングをして塗装開始です。

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なんとなく察していらっしゃるかもしれませんが、深夜に庭先で塗装しました…やる気が逃げないうちに塗装したかったんです…マスキングした本体と真ん中の部分を蛍光ピンクの缶スプレーで塗装しました。

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屋内で十分に乾かします。内側は黒で上塗りするので真面目にマスキングしたのはふちの部分までです。

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塗装を乾かしている間にマイクスタンド部分を作ります。黒の塩ビパイプをホームセンターで購入して組み立てます。ある程度分割して持ち運べるように、短めのパイプをジョイントする方式にしました。また、組み立てるときにパーツをなくさないようにジョイント部は片方のパイプにくっつけてあります。スタンドの一番下、三つ又になっている部分はコーナージョイントを三つくっつけて作りました。黒のビニールテープと接着剤で固定した後、プラスチック粘土で整えます。

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メガホンの塗装が乾いたので黒を塗るために再度マスキングします。先ほど塗装した蛍光ピンクの部分をマスキングテープと紙でマスキングします。ぎりぎりのラインをマスキングすると塗り残しが出る可能性があるので、少し内側目に、ピンクのラインが一筋出るくらいにマスキングします。


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真ん中のパーツも同様にマスキングし、黒を塗装しました。

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組み立てるとこんな感じです。

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三つ又部分です。Grace(グレイス)というプラスチック粘土にアクリル絵の具を混ぜ込んで着色したあとに、もにょもにょと形を作りました。

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ヘッドホンも音響系とコードを撤去。仮組みして、接着。

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これで大まかな形は完成。持ち手は下のスタンド部分なしでも持ち歩けるようにしました(イベント参加のときは軽量バージョン、スタジオ撮影のときはスタンド付きバージョン、等、臨機応変に対応できるようにしました)。後はヘッドホンの左右に丸いシールを貼ってリボンをつければOKです。

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リボンは良く目立つように…というか、バランスを考慮して大き目のものを作りました。

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パイプ部分にヘアゴムで括りつける方式です。

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ざざっとでしたが、完成です。

今回一番助かったのは、夜中21時過ぎに家人に「ウチって錐(キリ)ある…?」とダメもとで聞いたところ、予想の斜め上のスペックのものが出てきたことです。感謝。

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