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僕はマルチ・ポテンシャライトだ

最近職場の人に「マルチ・ポテンシャライト」という本を勧められました。
軽くサマリーを聞いた瞬間からまさにおれのことやんと思ったので、書籍を読んでアウトプットしていきたいと思います。

どんな内容か

いろんなことに興味がいってしまうマルチ・ポテンシャライトの人たちに向けて、キャリの進め方、不安との向き合い方が書かれています。
個人的には人生設計の本であるという印象を受けました。

どんなタイプか想像する

書籍の中で4つのタイプが紹介されているのですが、自分はどのタイプになるんだろうと想像してみました。

グループハグ・アプローチ
このアプローチは、様々なことを経験できる仕事につき、自信の知的好奇心を満たしていくアプローチを指します。
これは職種で選ぶのか、組織の文化で選ぶのかで大きく変わってきます。

例えば職種で選ぶ場合だと、CTOやプロダクトマネージャーが該当すると思ってます。プロダクトマネージャーはマーケティング、ファイナンス、エンジニアリングと幅広く知識を求められます。特にプロダクト戦略を考える場合などが顕著にでるのかなあと勝手に想像しています。
CTOの場合は、企業のフェーズによってやることが大きく変わって来ます。
創業時はもちろん開発メインだし、メンバーが増えて来たらプロジェクトマネージャーの役割もやっていことになる。さらに組織が拡大すれば、組織を作っていくところに注力するのならまた別のことをするかもしれません。

次に組織の文化で選ぶ場合です。
これは組織内で様々な職種にチャレンジできるかを指しています。
例えば、最初にエンジニアやてたけど、マーケターやりたいですって言ったらやらせてくれるとか。まあ日本では全く聞かない気がするけど。。。

スラッシュ・アプローチ
本業を持ちつつ、パートタイムの仕事を掛け持ちして、様々なことを経験していくアプローチです。本業とは異なる職種の副業を持つとかがイメージしやすいかもしれないです。
自分の場合だと、エンジニアやりながらマーケティングの仕事したり動画の仕事をするということになると思います。
仮にソフトウェアエンジニアの副業をするにしてもバックエンド・インフラ以外のことをやれたら面白いだろうなと思います。

不安との向き合い方

マルチ・ポテンシャライトの人は常に不安と向き合うことになります。いくつか紹介されていた中だと「一流になれない」というのが刺さってずーっと考えていて、あーこれこれって感じになってました。

一流になれない
最初の頃はソフトウェアエンジニアは向いていないじゃないかって思う瞬間は多くて、今でも結構考える瞬間はあります。
ただコードを書くこと自体で超一流にならなくても、現場で役に立つことはできると思います。プロダクト戦略を考えたり、UXを徹底的に考えたり、インフラとバックエンドのタスクをいったりきたりと現場で最大の成果を出すためにやれることは山ほどあります。
あと書かれているのは、一流のソフトウェエンジニアってそもそもなれる人なんで極小だということです。そこを今から目指すのも良いですが、途方もうない月日を費やすことになります。その場合マルチ・ポテンシャライトは興味を失わずにやり続けることができるのかな。まあやりたかったら続けてよいし、そうでない場合はまた考えたら良いかなと思います。

注意しないといけないこと

書いていて少し注意しなくてはいけないなと思ったことがあります。
それは、どのタイミングで辞めるかです。落合陽一さんが言ってた気がするんですが、一つの分野である程度の深さをほっておかないと他の分野でも深さを掘っていけないといけないです。個人的にこれは激しく同意します。興味を失ったら、やめ時だなんて書かれていますが、それじゃあ深められることも深められないと思います。なので最近は、1, 2年で向き不向きなんてわかるもんじゃないのではと考えたりしています。
ただその辛抱する期間をどれくらいにするかは非常に難しいですね。。。

やはり重要になってくる没頭力

マルチ・ポテンシャライトには没頭力が重要になってきます。本書ではゾーンとか書かれていたっけ。没頭力を自由に使いこなすことで自分がはまっていると自覚できるし、深さも探求できると思います。
没頭力に関しては、以前下記記事で書いてました。



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