今年も4分の1が終わり…

  この前始まったばかりと思っていた2020年が、もう4分の1も過ぎてしまいました。昨年はかなりてんてこ舞いで大波乱の1年だったこともあり、今年はなんだか静かな感じですが…この「静かな感じ」はどこか退屈です。

  1月はテストやレポートにとにかく追われ、2月上旬もテストにレポート、春休みに入ってからは月末まで友人と遊んだり食事に行ったりしつつサークルの練習がかなり多く、そろそろ疲れたなあなんて思っていたら3月に入り、その途端に新型コロナウイルスの影響でサークルが活動自粛になり、数々のイベントが無くなってしまいました。中旬に活動を再開してからしばらくはとても楽しく暮らしていたのですが、4月に入るとまた自粛、そして今日に至ります。1年の4分の1というと1月から3月なので、この4分の1はほとんどテストと自粛にやられてしまったわけです。去年だったら、3ヶ月の間に(テストとレポートはもちろんありましたが)サークルのイベントがたくさんあって、とても充実していたはずなのですが…。それらは全て例のウイルスのせいで無くなってしまいました。行われるはずだった行事、楽しみだったはずの時間、得られるはずだった充足感を思うとやりきれない思いになります。

  4月に入り、ウイルスの広まりは留まるどころかさらに勢いを強めています。私が住んでいるところはついこの間まで感染者がいなかったのに、今では日々感染者数が更新され危機感が募ります。そんな中で、大学の授業は延期され、スケジュールは狂い、教育実習の実施やその他講義関係については不安が残ります。そして楽しみにしていたサークルのイベントもさらなる中止が伝えられ、虚脱感に見舞われています。まさかこんなことになるなんて思わなかった、と誰もが感じているに違いありません。

  さらに私たちを苦しめるのは外出自粛です。私はかなりのインドア派で、長期休業中は一歩も外に出ない日も少なくないのですが、家にいたいと願って家にいるのと、強いられて家にいるのとではわけが違います。自分でもびっくりしたのですが、家にいなければならない状況になると家から出たくなってしまうものなんですね。

  2020年は残り4分の3弱、これからどうなるかなんてわかりません。スケジュールのことでこれまでのしわ寄せが来るかもしれないし、そんなことをやっていられないくらい感染が拡大するかもしれない…どのパターンを想像しても憂鬱になってしまいます。私たちは今まさに歴史の中にいるのだと思います。将来2020年をどのように語ることになるのか、予測不可能にもほどがありますが、4分の1を終えた今のところは「コロナ」これに尽きると思います。

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