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OCD業務内容⑧

皆様、おはようございます。九州が大変な事になってしまってますね。心配です…いわゆる梅雨という生半可な表現では表せないような天候ですよね。いくら科学が進歩しても、天変地異には逆うことができない人間の小ささを毎回痛感しています。

さて、今回は研究時に1番面倒くさいカテゴリーといっても過言ではない倫理委員会についての紹介です。

大学病院やある程度大きな総合病院ならば倫理委員会が設置されているため、ここはあまり問題にはならないとは思います。

しかし!  

一般病院や開業医、クリニック規模の先生方にとってはこの問題故に研究を断念してしまう事もあるのではないでしょうか?

そんなお悩みに、OCDがお応えいたします。

今回ご紹介するのはTMC(チームメディカルクリニック)さんです。

https://www.team-medical.or.jp/about/ethics_committee/

こちらをご紹介するためにはそもそも倫理委員会とはなんなのか?から解説しなければなりません。

まず、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針では、臨床研究には「独立かつ公正な立場に立った倫理審査委員会による審査」による承認が必要と定められています。

倫理委員会とは、まず各組織で独立した委員会という事が大前提です。各組織のTOP(院長など)が設置。

そこでは、患者さんが参加する臨床研究が倫理指針に基づいて適格に計画され実行されているかを判断し、臨床研究の実施の可否、継続の可否について施設の長へ意見を述べることを目的としています。臨床研究に参加する施設は倫理委員会を必ず設置しなくてはなりませんが、やはり一般病院やクリニックレベルでは難しいのが現状です。

というのも

倫理委員会設置には規定の人数やスタッフが必要なのでどこでも簡単に設置はできないのです。委員会を構成する委員の要件は

1)医学の専門家、自然科学の有識者が含まれていること

2)倫理学・法律学の専門家、人文・社会科学の専門家が含まれていること

3)患者さんの立場を含めて、一般の立場から意見を述べることができる者が含まれていること

4)施設外の委員が複数以上含まれていること

5)男女両性であること

6)委員会は5名以上で構成すること

でも、逆を言えばこれさえ満たせれば倫理委員会は設置可能なわけです。そして、これを満たしていて外部の依頼を引き受けてくれる施設に外注すればOKなのです。

なので、クリニックレベルの先生方でも大規模な研究が可能になるわけです。

今回我々と提携していただきますTMCさんはスタッフはもちろんのこと実績もあります。そして、その他のアウトソーシングのカテゴリーと同様にかなりの親身になっていただきOCD価格となっております。

是非、ご活用下さい。