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GDPとは?簡単にまとめてみました。

今回は、ものごとの判断材料として、よく用いられるGDPについて、簡単にまとめてみました。

社会科の授業で、このワード聞いた覚えがあるレベルの方たちが、今活かして用いる、知識へと変換できることを目標に、まとめてみたいと思います。

1.まず、はじめに、
今までのここ。『お金の勉強』マガジンの内容のまとめです!

GDPについて、まとめる前に、このマガジン『お金の勉強』の復習をした方がいいと思うので、簡単にまとめます。
(詳細は、このマガジンを参照ください。)

①資産構築で意識することは、安い時に買って、
高い時に売る。

②実質実効為替レートとは、その通過の『価値』の指標。円は、年々価値が他の通過と比較して下がっている。

③円安、円高について、現在円安が深刻化してるので、生活を圧迫している。


2.GDPについて理解する意義

【目次1】の知識をもとに、考察してみると、
見えてくるものがあると思います。

円の価値は下がっていて、円だけ保有しているって、リスク高いし、一向に経済は、個人レベルで、
楽になる兆しが見えない。

そこで考えるのが、外貨にしたり、暗号資産にしたり、そんなことを考える人が多いと思うんです。

でも、外貨にするにしても、暗号資産にするにしても、何を選択すればいいの?


というのが、結構悩ましいかと思います。


今回は、暗号資産は、ひとまず触れません!

『外貨』に着眼して、考えていきましょう。

外貨といっても、、、

どこの国の通貨がいいのか?
海外口座を検討するのであれば、どこの国の銀行がいいのか、結構悩ましいですね!


世界で流通している通貨は、約180種類

約ってなんだろう?

おそらく、誕生する通貨もあれば、
なくなる通貨もあるってことです。


円は、大丈夫でしょうか?


日本人では、当たり前に知っているて、当たり前に使っている通貨ですが、

世界のシェア率は、なんと、1割です。
確かに、円をわざわざ、日本に住んでいなければ、
保有するメリットはないでしょうし。そんなもんでしょうね。


話が脱線したので、戻します。


どこの国の通貨がいいのか?

例えば、海外口座などを検討するのであれば、どこの国の銀行がいいのか、結構悩ましいですね!


世界には、約180種類の通貨が存在して
196か国あるわけですから。


で、その判断指標として、役立つのが、今回のテーマのGDPです!


3.GDPとは

GDPとは、すなわち、国内総生産のことです。

GDP🟰国内総生産

一定期間内に、国内で算出された付加価値の総額です。

GDPによって、その国の経済活動状況を把握することができます。


4.付加価値とは

GDPが指している『付加価値』とはなんぞや?
GDPは、算出された付加価値の総額なので、まず付加価値について、整理してみましょう。

付加価値とは、生産によって、新たに加えられた価値総生産額から原材料費・燃料費・減価償却などを差し引いた額のことです。

減価償却費を差し引かない付加価値を粗付加価値。
減価償却費を差し引く付加価値を純付加価値といいます。

付加価値は、簡単にいうと、

特定の人・場所・施設や何かの商品・サービスなどに付け加えられた独自の価値

GDPでいうと、どれだけ国内で、価値を生産できたか。その国の利益であり、その国の過去の生産実績が付加価値のその国の総額をみることでできちゃうんです。


5.人口とGDPの関係性

GDPがよく登場するケースが、少子高齢化問題かと思います。

単純に考えて、人口が減少すれば、生産する人が減少するので、GDPの減少につながる。ということは、簡単に想像つきますね。

逆に、人口の割合に対して、働く盛りの世代が多い、見込みのある国は、GDPが上がっていくことが期待できます。

ここで少し、人口について、触れておきたいと思います。


【人口の推移、人口の構造の変化:厚生労働省HP】


まず、2023年現在の人口について、

世界人口:80億4500万人
日本人口:1億2330万人

厚生労働省の資料に記載してあるように、
2025年には、団塊の世代の方々が、75歳を迎えて、全人口の18%となります。

少子高齢社会を迎えるのは、決められた日本の未来です。決まった未来と、どのように向き合うか。
これは、変えられる未来です。

国、企業、個人レベルで、効率的に上げる、取り組むが必要ということを肝に銘じておきましょう。

<世界人口ランキング>


人口の増減が、GDPに影響を与えることはご理解
頂けたかと思いますが、他にGDPに影響を与える要因になりそうなことは、なんでしょうか?
生産性や、効率性が上がる、下がることであれば、
GDPに影響が出ます。


6.GDPの種類

GDPの種類は2種類あります。
判断材料として、用いる場合、使い分けてみてください。

①名目GDP→その時の市場価格で計算されたGDP
(物価の影響を受けたそのままで算出。)
②実質GDP→物価の影響を差し引いたGDP
(一般的に、指定がなければGDPというとこちらの実質GDPが用いられます。)


7.実際にGDPを詠む

こちらの記事を参考ににみてみましょう。

日本は、アメリカ、中国に続き3位!

とも喜んでいられません。

国民一人当たりに算出するとこうなります。

GDPは、前述したように、人口に大きな影響を受けるので、GDPを参考にしつつ、何が影響を与えているか、併せて読み解くことが重要となります。

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