#30 その楽しいが真面目過ぎ

僕の師匠はなんかときにこう言ってくれた。

なんかのときに(笑)


「人生を楽しく!」


何かに書いてくれたのかもしれない。

なにかに。


この言葉は呪いのように、いや、道標のように僕の支えになった。今もだ。


「人生を楽しく」はいつの日も僕に、明るさと軽さをくれた。


なにか成し遂げないと躍起になっていた20代。

とにかく藻掻いていた。


時が経ち現在、

僕はふざけていた。


あれ?何があった?


あるとき思った。

僕は真面目過ぎた。

真面目、といえば聞こえはいいが、
悩んでいるとき、上手くいってないとき、、、必ず真面目だ。


そしてまたあるとき、この言葉に出会った。

「まじめジメジメ」


ぬわ!ぬあんだこの言葉は!笑


真面目でいるとジメジメ〜っとした空気がまとうよ。だれもジメジメしたところに好んで近寄らないよね。

とんだ破壊力ある言葉だぜ。腰抜かしたぜ。


そんなとき、いつも頭の片隅にあった「人生を楽しく!」の言葉が浮かぶ。


楽しく、、、なんかイキみすぎてたかも。


それからというもの、視野が狭くなっている自分に「はっ」とする度、僕は

まじめジメジメまじめジメジメまじめジメジメ

と呟くようになる。


長年のクセというのはなかなか手ごわい。

それでも何度も何度も繰り返すことで“良いクセ”は次第についてくる。


今では常時フワフワヘラヘラ。

ま、まあ、いいだろう。

あの頃よりもずっとずっと、“楽しい”気がするのだから。


ちょっとこの文章が真面目過ぎたかもしれない。

だから最後はその分ふざけてギャルでいこうと思う。


え?イィカンジィ〜〜♪テヘペロ

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