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白蟻との戦いの日々Ⅲ(半年間の地獄)

 友人宅のリホーム話が実際は、白蟻被害によるリホームだと知り。人ごとであったがまさか自分の実家も友人宅と同じように白蟻被害にあっていた事を知りショックであった。

 友人の紹介の畳屋と友人が実際にリホームした業者の両方に見積もりを取ることにした。

 しかし友人の家をリホームした業者の社長と電話で話すこと30分。私が他の畳屋に見積もりをしてもらった。垂木も1本替えれば良いぐらい。畳屋の知り合いの大工が垂木代1万円で畳を新しくして合計20万円ぐらい。白蟻駆除は、自分と友人の2人でする予定だと話す。

 その社長と色々話す中で、白蟻被害をなくすためには、家の基礎を鉄に替えることだと私に説明し、友人宅もすでにそれをしている。垂木は、別の所で駆除剤を塗った物を設置するなどの話をしてくれた。

 友人は私にこれで白蟻被害に遭わない。安心だと言った。しかし詳しく話を聞くと友人宅の全ての基礎を鉄に替えていない。社長がリホームしていない所は、責任が持てないと私に話した。

 それでも一応見積もりを取ってもらうことにした。実際に来たのは、営業のマネージャーのお年寄りの人だった。床下を見るなり、「こんな蟻道の城のような物をこの道30年以上の私でも見たことがない。大変だ。全部基礎を鉄にしないと駄目だ」と騒ぎ出したのです。

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そして床下全部基礎を鉄に交換して、駆除も含めて200万円かかると言われた。基礎がしっかりしているとY友人に言われて、基礎を交換するきもない、自分達で白蟻駆除したい。畳と垂木を補強したいと話すと儲けにならないと思ったのかすぐに帰りの支度を始めた業者が最後に庭の水はけが悪いのが原因だろう。その工事はした方が良いと言って帰ったのです。

 それからネットで白蟻の事や駆除方法を調べていると・・・・・

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 このような写真を見つけたのです。いくら基礎を鉄や金属にしても確かに金属は食べないが蟻道としてちゃんと白蟻が道を作り、その上の垂木を食べているのです。だから友人も社長に騙されたようなものです。

 リホームは、完全に悪いところだけにしないと大きなお金を使う羽目になるのです。

つづく

次回は、駆除と白蟻との本当の戦いのお話です。

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