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アイドル撮影で気を付けていること2

アイドルカメコは素人(ここでいう素人とは写真撮影を生業としていない人のことを指しており、撮影技術の高低のことではい)であり、写真自体も趣味・自己満足の世界であるという方がほとんどであろう。なので、どんな写真を撮ろうが自由だし、他人がどうこう言うことはないのである。

だが、私自身は撮影技術に磨きをかけ被写体の魅力を引き出せるようになりたいと思っている。まだまだダメな写真も大量生産しているが、撮影において気を付けていることをメモしておく。

水平・垂直を意識する

傾いた写真は違和感が半端ない。例外としては傾いていたといても水平・垂直を感じさせない絵や、斜めにした方が迫力が増したり情報量が多くなったりという理由付けができる場合である。

ソフトフォーカスは多用しない

アイドルは若く、美しい女性が多い。繊細な肌の質感や艶のある美しい髪が緻密に描写された写真でこそ、その魅力を引き出すことができるのではないか。表現上のテクニックの一つとして多数の写真の中に1枚のソフトフォーカスの写真があるくらいならいい。

白飛び・黒潰れが発生しないように注意する

当たり前のことではあるが、背景だけではなく被写体全体がが白飛びしまくっている写真は避けたい。

寄りすぎない

アイドルは可愛いので寄りたくなる。物理的にも寄りたくなる。どちらもよろしくない。寄りの写真が悪いというわけではない。むしろ良い。引きでとっておいた方が後でトリミングで何とかなるので引きを意識した方が良いだろう。それでなくてもついつい寄ってしまうのだから。

ボケ過ぎない

美しいボケは被写体を浮き立たせ、その魅力を倍増させることができる。だがしかし、被写界深度が浅すぎるとその被写体の一部がぼけてしまうことがある。例えば正面ではなく斜めの位置からアイドルを撮影すると右目には焦点が合っているが、左目はボケているような写真になってしまう。狙ってそのような写真を撮っているならよいが、大体は失敗写真である。
ボケをどのようにコントロールするかは別記事でまとめたい。

アングルを意識する

小中学生のアイドルは小さい。普通に立って撮影するとどうしてもハイアングルになる。極力水平アングルになるように意識しつつ、状況によってハイアングルとローアングルを使い分けたい。

ライティング

アイドル撮影においては如何にその娘が持つ自然な魅力を引き出せるか、に力を注ぐようにしている。そうするとライティングはどうしても慎重になる。強すぎる不自然な光、背後にできる陰など、きちんとその場に応じたライティングができないと残念な写真になりがちである。物販個撮の短時間でそれができるとも思えず、基本的にはライト・フラッシュなしで撮影している。日中シンクロなどはもってのほかである。もちろん、表現の手段としてのそれを否定しているわけではない。

以上であるが、あくまでも自分が撮影するときに気を付けていることであり、それが絶対ではないし経験を積んで考えが変わることもあるかもしれない。

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