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【観劇】ウェルカム・ホーム

今回も近所の中目黒ウッディシアターに。イルカ団ってとこで2つの話と出役を交互に公演。

観たのは、ある男性がプロポーズした女性の実家に挨拶に行くお話。ただまぁ普通の家族でなくて色々突っ込みどころのある家族(ファミリー)だったというお話。

父・在留資格あり生まれも育ちも横浜中国人
母・韓国人で実はオカマ
兄・南米のどこかから来たオーバステイ正規ビザ申請中
?・立ち位置不明のアジア系出稼ぎ肉体労働者
娘・バツイチ日本人実家から勘当←プロポーズされた本人

まぁ普通に考えたらこれが家族ですって言われたら、まず事情は聞くし、理解しないと話がススメられないよね(笑)いわゆる設定遊びがあって、そこからセリフを詰めていった感じなんだろうなぁ。再演ということもあって、そんな感じがしました。

観てて興味深かったのは日本で外国人が生活するにあたって在留資格とかビザとか、いろんな小ネタ情報が入ってたところ。自分も、母親が中国人のハーフなんだけど両親離婚してる子とか、日本人と結婚して別れたいんだけど在留資格が惜しいから離婚しない東欧人とか、話に出てきたような難民2世とかいるから「あ~、あ~、うん、うん」って感じで観てました。

  左の元木さんて俳優さんは、同じウッディシアターでよくやってるデッドストックユニオンって団体の作品によく出てて、来たら出てたんですけど、雰囲気のある良い俳優さんだなぁと。右の女優さんは韓国人オカマ母役だったんだけど、なんかいい感じに韓国人ぽい日本語喋ってて面白かったwあそこまで酷いかわかんないけどね(笑)

  今、外国人がどんどん日本にまた入ってきてるので、この作品みたいなことはマジメにありえるかもな~と思いつつ。一個引っかかったのはボートピープルの話でどんだけ受け入れたか?のセリフだけど、言い間違ったのか情報が間違ってたのかわかんないけど、実際は1万人以上受け入れてるからなぁ。そこがもやもやと(笑)

  話がズレるけど、日本が大規模に難民を受け入れたのは「ボートピープル」が最初で最後。今ヨーロッパが難民受け入れでバタバタしているけど、基本、難民受け入れの概念が薄い日本人は他人事感満載だよね(苦笑)よくGDPが2位だ3位だとか、◯◯が世界で何位とか下位だとか言ってる。だけど、上を目指すんだったら、世界の中でどうやったら上位の国の責任を果たせるか考えるのは重要だと思う。やりたいことだけやって良い生活が出来る上位が良いは虫がいい話だよね。

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