1学期を終えて 〜自分のしたいことをするためには〜

自分のしたいことをするためには。です。
結論から言います。

自分のしたいことを
みんなのしたいことに変換することです。

まぁ当たり前っちゃ当たり前ですよね。
ただ、この当たり前を実現するのが難しいんです。

ここからは自分が行ったことを少し紹介します。
的外れなことを言っているときもありますが、温かく見守ってください。

学校はいい意味でも悪い意味でも、
自由にできます。


ただ、自由にできるまでにはたくさんの行程をふまねければなりません。

①知る-②見分ける-③相談する-
④仲間を増やす-⑤提案する

です。

この行程をふっ飛ばして意見を言うと、既存のものに弾かれます。
弾かれたら、理由も考えずに愚痴をこぼします。
(よくある悪い雰囲気の職員室です)
これじゃー変わりません。
それでは具体的に行動する手順です。

たとえば校則を変えたいとき。

①知る

校則には法的根拠は存在しません。
この事実を知る段階からスタートします。
ルールの中で一番根拠になるのは憲法です。
憲法から根拠を探しましょう。

学校は「教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならない。」とし、教育は「教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。」と教育基本法第6条で定めています。

この理由から、校則があります。ここの解釈で教育基本法は法律です。
決まりの順番で言うと
憲法-法律-規則になっています。
だから、憲法の中にある内容が無視されていたら憲法違反になり校則を変えることができるのです。
表現の自由や幸福追求権が侵害されているケースが多いです。

②見分ける・③相談する

ここまで根拠を準備してもまだ提案するのは早いです。
と言うのも、憲法から考えられる根拠を並べても【立場】があるからです。
まぁ本来ならばそこも憲法で戦ってもいいわけですが、とても手間です。

だから、理解者を見つけます。
理解者の条件は
①内容を理解してくれる。
②影響力がある。
です。
②の影響力は年齢と立場で決めるといいでしょう。

そこで、理解者を集めます。
組織は大体3割を動かせば全体が動くと言われています。
組織の2:6:2ですね。
学校では、
①学年主任
②もう1人もしくは2人の先生。
③高学年、中学年、低学年の3分割された自分のところ。
でいいと思います。

④仲間を増やす

これは②③と似ていますが、少し違います。
当事者の声です。校則で言う当事者とは子どもたちです。
子どもたちが変えたくないと意味がありません。

子どもたちに、何が、どうなって欲しい。をヒアリングします。

ここまできたら動きます。⑤提案するだけです。

このように、憲法から根拠を集め仲間を集め提案する。
ここのステップが大切なのです。
これができてしたいことができるのです。

したいことができたら終わりではなく、途中経過と結果も提示することで継続的に自分のしたいことが浸透していきます。

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