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読書のススメ

 このブログの読者なら驚きはしないと思うが私は読書が好きだ。本を含め活字を読まない日はない。最近まで新聞を取っていたが、あまりに好き過ぎて多くの時間を割いてしまうため、泣く泣く停止して週刊誌に切り替えた。週刊誌の方が一つの内容を深掘りしているので知識は増えるし。

 本屋にはほぼ毎日行くようにしている。何も買わない日がほとんどなので、店員からしたら迷惑な客だが笑。本代もバカにならないので、最近は本屋の陳列をみてその日に興味のありそうなテーマの本を手に取り、「面白そうだな。」と思ったら図書館で同じ本か似たような本を探す。その上で図書館になかったり、一度読んで「これは手元に置いておきたい!」と思う本は購入するという流れだ。たまに衝動買いの時もある。

 世の中の読書好きは教養を身につけるという目的の人が大多数で、本好きの人たちは大変知的な印象を受ける。しかし、私の場合は少し違う。知的でもないし笑。

 私は本は人生の説明書だと思っている。本を読むことによって、今日自分が疑問に感じたことや辛かったことなどを解決するヒントを先立つの経験から得ることができる。それどころか問題を克服するための事細かな解説まで教えてくれる時がある。

 昨日のブログとも共通するが、他人に読書を勧めると「時間がない。」という返答が圧倒的だ。そうではない。今抱えている問題を解決せずに堂々巡りしているから時間がないのだ。ビル・ゲイツ氏を始め世界の著名人達はどんなに忙しくても読書の時間を削ることは絶対にしないという。そもそも立ち読みぐらいなら5分でできる。最近はどこでも読める電子書籍もある。「時間がないから読めない。」はもはや言い訳にしか聞こえない。そういう返答をする人に私はそれ以上勧めたりしない。世の中には問題をショートカットで解決できる人と、遠回りして解決する人と、一生解決しない人がいるというのはよく分かっているからだ。その人のマインドまで変えようとするのはそれこそ「時間がない。」

 もしも、少しでもここで書かれていることが刺さるようであれば、毎日帰り際に本屋によってタイトルだけでも歩き回って見てほしい。その日自分が欲している情報がついたタイトルの本を自然に手に取っているはずだ。あとはパラパラめくるだけ。自分の心がその日欲している情報を自然に見つけてくれて、あなたに乗り越えるためのメッセージを伝えてくれるはずだ。

 最近は本屋が駅前からなくなっていくのが残念に思う。「インターネットで良いではないか?」という意見も聞こえてきそうだが、基本的にインターネットの情報は質が低く、同じような内容のことがどのサイトにも書かれ(なぜなら、頻繁に更新するためには人の書いた記事を転用、アレンジするのが一番効率良いからだ)ているので、あまり参考にはならないし、「あれもこれも」と色々なサイトに飛び、結局何の情報も得られずに時間を浪費するだけになる。というわけで、今悩んでいることがある人はぜひ本屋に足を運んでみてはどうだろうか?



 


世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。