人を萎縮させる人と人を拡張させる人と

人のを萎縮させる人と人を拡張させる人と
世の中の発展に関して今日は考えたい。世の中には大きく分けて二通りの人がいる。それはなんとか自分の世界観を守りたく、人のやること成すことにケチをつける人。もう一方は人の可能性を伸ばそうとする人。ここで一番問題なのはどちらも正しいことをしていると思っているということだ。でも、その反面、自分はその人を伸ばしていると両者共に思っている。萎縮させているのに、「愛の鞭だ。」と言わんばかりにその人を拡張させていると思い込む。確かにルールは必要だ。それがないと人間社会はただの猿山になる。ルールがあるからこそその人の能力は最大限に発揮されるということは忘れてはいけない。つまり、ルールを守らせながら、その人の伸びしろを伸ばしてあげる。そんな舵取りを年を追うごとに追い求めていかなければならないということを肝に銘じたい。今の世は我々の世代が思うよりも自由度が高い。一つのことをやり続けて一生を終えるという時代は終わる。そんな時代の人間を排出する学校現場にはこれまで以上に柔軟性を求められている。既存のルールが世の流れに合っていないのであれば壊せば良い。ただ、それと同時に新たなルールを作ることは忘れてはいけない。言うなればルールのアップデートである。

今日の図書:
「How Google Works」 エリック・シュミット ジョナサン・ローゼンバーグ著
この本を読んでからか。革新さを人々に与えるには何が必要か?と考え始めたのは。Googleが世界のトップである理由。それは、Googleの中に問題を無視する人がいなかったから。そして、そのトップは常に批判を受け入れ、それの解決策を示し続けた。日本の大企業が敵わない理由が詰まっている。

世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。