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【フェルト手芸】ニードルフェルト

羊毛を使った趣味の一つ「ニードルフェルト」は羊毛を専用のニードル針でチクチク刺すことによって好きな形に成形し、好きなキャラクターや動物等の作品を作る手芸の事です。原料に羊毛を使用する事によってできあがった作品には羊毛独特の柔らかさや温かみが備わります。最初は誰もがうまくできないとは思いますが、回数を重ねてコツをつかんで上達すれば出来上がった作品を販売したりする方もいらっしゃいます。

ニードルフェルトを始める為に必要な基本道具を紹介します。

・用品類


①フェルティングニードル
フェルティングニードルは羊毛をチクチク刺す時に使う専用の針の事です。針先はギザギザになっていて通常の針とは違います。このギザギザに羊毛繊維が絡まることで羊毛が固まり成形していきます。

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②フェルトパンチャー
フェルティングニードルを使いやすいように設計されたフェルティングニードル専用のホルダーです。

フェルトパンチャー3



③ニードルフェルト用スポンジマット
このマットが針を受け止めるので針の破損や針の飛散を防ぐことができます。安全に作業をする為には必須アイテムです。

クロバー フェルトパンチャースターター3


まずはこの3点と羊毛があれば始められます。初心者の方でお手軽に始めたい方はこれら3点がセットになったフェルトパンチャースターターセットがクロバー社から出ています。替刃もついたお得なセットでおすすめです。

クロバー フェルトパンチャースターター



・羊毛


①芯材
芯材はフェルト作品の土台に使います。ある程度大きな作品を作るとなると芯材があると大変便利です。芯材でしっかりした土台を作っておくと形を整えやすくなります。また羊毛はお値段が高いので作品の表面に出ない中の部分はお安い芯材を使用すると経済的です。



②カラー羊毛
作品の表面を覆う羊毛です。作りたい作品を考えてカラーを用意しましょう。できるだけカラーバリエーションに富んだラインナップがあると作品の幅も広がります。



羊毛原料は羊の品種によって毛質も異なってきます。手芸店等で販売されている羊毛としては「ロムニー」や「メリノ」などが一般的です。ロムニーは若干固めで繊維が粗くお値段はお安め。
「メリノ」は柔らかく滑らかな肌触りでお値段は少々お高め。
基本的にはお好きな方を選んだら良いかと思います。初心者さんは最初は固まりやすく扱いやすい「ロム二ー」が難易度低めかもしれません。


・ニードルフェルトの魅力

まずチクチクと羊毛を刺している単純作業が魅力だという声が非常に多いです。余計なことは考えず目の前の羊毛だけに集中できる時間がストレス解消の効果もあり自分の世界に没頭できます。ザクザクと刺していくと羊毛が固まっていく感覚が手を通じて解るのでクセになります。
技術が上達すればSNSなどを通じて発信するのも良いでしょう。やったことないという方もお家時間に是非チャレンジしてみて下さい。

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1890年創業の羊毛商社のウールショップーJK WOOL

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World of woolは創業1890年以来の羊毛原料商が運営する羊毛を中心とした天然繊維の魅力を発信するオウンドメディアですが、実は羊毛原料のECサイト "JK WOOL"も運営しているんです!

手紡ぎ毛糸やフェルト製作など羊毛がご入用の方がおられましたら、是非JK WOOLを使っていただけますと幸いです。

   JK WOOLはこちら:https://jkwool.shop-pro.jp/

皆様のお越をお待ちしております! 

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