見出し画像

羊毛を使った趣味

人生を日々楽しく、充実した物にしてくれる趣味。皆さんもやっていて楽しいと感じる事を趣味にしていますよね。しかし緊急事態宣言や蔓延防止等による昨今の情勢で外出等が制限される中、趣味の範囲も狭くなってきており、自宅で出来る趣味のニーズが高まっています。そこで今回は羊毛原料専門商社として羊毛を使った自宅で出来る趣味をご紹介いたします。


フェルト手芸 「ニードルフェルト」

ニードルフェルトとはニードルという特殊な針で羊毛を何度も抜き刺しして繊維を絡ませ立体的な形を作り上げる手芸です。この時に使う針は繊維が絡みやすいよう針先に”かえり”のついたニードルフェルト専用の針を使います。フワフワの羊毛を針で自由に成形・固めていく事で自分の好きな動物やマスコットキャラクターなどを製作します。

画像4

画像1

フェルト手芸「ウェットフェルト」

羊毛を平面上に縦横交互に並べます。石鹸・洗剤等を含ませた水に浸し滑りやすくします。絡み合いやすい条件を作ったところで羊毛を押したり擦ったり振動を与える事で羊毛が固まりシート状のフェルトができます。これはセーター等を洗濯するとお互い絡み合って収縮するのと同じ原理です。

画像2

製作途中はこのような感じです。横方向に羊毛を一面に並べ、その上から縦方向に重ねて並べ、石鹸水をかけて擦りシート状のフェルトを作ります。

画像3

仕上がりはこんな感じ。世界に一つだけのアイテム完成です。


手紡ぎ

繊維にひねりをかけて糸にする作業を糸紡ぎといい、機械を使わず糸車などを使い人の手で優しく糸を紡ぐ事を手紡ぎと言います。冬になると毛糸をつかって編み物をする人も多いのではないでしょうか。編み物に使用する糸を原料から自分で作る事で出来上がる作品も特別な物になります。
原料にはウール、コットン、カシミヤ、シルクなどたくさんの種類があります。ウールなら暖く吸放湿性にすぐれている、シルクなら光沢が有り肌触りが良い等、原料それぞれが特性を持っています。出来上がる作品にどんな特性を持たせたいかをか考えて原料からスタートするのも良いのではないでしょうか。

画像5


先日英国の男性に手芸ブームが到来という記事が有りました。

https://getnavi.jp/world/568910/

手芸の魅力は作業に没頭できる事、出来上がった時の達成感や満足感、自分で作り上げたものへの愛着と言った所でしょうか。最初はうまくいかなくても練習して上達すれば出来上がる作品のクオリティもあがります。これは男性・女性関係なく感じることができる手芸の魅力ではないでしょうか。
日本ではまだこういった現象はまだ少ないかもしれませんが近いうちにブームが来るかもしれませんね。


1890年創業の羊毛商社のウールショップーJK WOOL

画像6

World of woolは創業1890年以来の羊毛原料商が運営する羊毛を中心とした天然繊維の魅力を発信するオウンドメディアですが、実は羊毛原料のECサイト "JK WOOL"も運営しているんです!

手紡ぎ毛糸やフェルト製作など羊毛がご入用の方がおられましたら、是非JK WOOLを使っていただけますと幸いです。

   JK WOOLはこちら:https://jkwool.shop-pro.jp/

皆様のお越をお待ちしております! 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?