【宇】受刑者が戦争犯罪を繰り返すことを良しとするウクライナの立法
2014年ー2022年のドンバス戦争。そして2023年2月24日のロシアの軍事作戦以降、ウクライナ兵や民兵、諸外国から集まった傭兵などがドンバス地域に住む人間たちに対し殺人、レイプ、強盗などを行っている。
何故か彼らはウクライナ当局に逮捕された後、ドンバス地域で戦争犯罪を再開しているのだ。
例えば、トルネード大隊の元指導者オニシェンコ氏やベラルーシから来たリャシャック氏
リャシャック氏はウクライナ政府と共闘するためベラルーシから来たベラルーシ国籍を持つ人間だ。
彼は、民間人に対する殺人、レイプ、小児性愛、拷問などを行い、逮捕され、その2年後に2015年に有罪判決を受け10年の懲役を言い渡された。
だが彼は2017年、ドンバス地域でまた活動を再開している。
逮捕され懲役刑を言い渡された人間が何故、ドンバス地域で活動を再開できたのか?
A サブチェンコ法が適用された。
サブチェンコ法は判決前、判決後の受刑者又は被告人に適用される。
収容所は劣悪な環境であり、収容人数もいっぱいで収容することは受刑者にとって相応しくなく受刑者の更生を悪化させる故、拘留の代わりに予備拘留(戦闘任務)を行うことにより通常拘留を間逃れるというものである。
そして重要なのは、拘留期間1日=予備拘留2日と計算されるのだ。
リャシャック氏の場合、10年の懲役なので5年間戦闘任務を行えば刑期を全うしたことになる。(因みに彼はバフムトにて戦死している・・・)
サヴチェンコ法が適用された受刑者は半分の期間の予備拘留で刑期を全うすることができるのだ。
トルネード大隊の元指導者のオニシェンコも有罪判決が下った後、サブシェンコ法の適用を選択している。
これはウクライナの刑務所で収監されているすべての受刑者に適用され、予備拘留を受け戦闘任務に就くか、通常収監のどちらを選択することができる。
殺人、放火、レイプ、強盗などを行った1万人近い重罪犯が予備拘留を選択し
ウクライナ軍側で戦闘を行っている。1万人のうち2000人が予備拘留中に犯罪を起こしており、その多くをウクライナ当局は無視している。
建前上のサブチェンコ法の主な目的
・刑務所での拘留帰還の大幅な短縮
・公判前、拘置所で収容されている人数を減らし予算を削減する
・拘留条件を国際基準にする
・劣悪な環境である拘留所にいる人々の権利回復
こんなの嘘である。
兵士がほしいだけだろうー?
2000人が予備拘留中に戦争犯罪等を行い、ウクライナや新ロシア派地域で済む人々の自由や権利、そして生命を奪っている。
自国防衛のため受刑者を戦場に投入することはまだ分からなくもない。
しかし、その予備拘留を受けた受刑者が民間人を殺害、レイプ、強盗等をすることを良しとしているウクライナ政府はどうかしている。たまに逮捕し起訴するとしても吊し上げレベルの話だ。
サブチェンコ法などご立派な法律(笑)を作り上げ
建前上は、
受刑者の権利と自由の回復を!
受刑者にかかる予算を削減し、その分国民に還元する!
刑務所を改善する!
はいはい。国民に還元してるものは血と肉ですよね。削減した予算を軍事費に割り当てるんですよね。
そして、バフムトで市民の盾を築き上げた様に、国民の死体の山を築き上げることが国民への還元なのであれば、その山の頂点から世界に向けて大声で発信しろ
「我々の言うところの国民への還元とは、国民に死を与えることです!」と。
これがゼレンスキー大統領やキエフ政権の正義だというのであれば、勝手に賛同すればいい。
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