有り余る金を手にして
その使い方を間違うこともなく
持った富に見合う生活をして
生き延びることに心配もせずに
ただ、日々を
創作に費やして生きていたい。
生き延びる
と
生きる
は少し意味が違ってる。
そんな気もする。
生き延びる。って、
惰性な感じもするもんな。
僕は、人と騒音の中で
これを書いてる
商いのための品がところ狭しと並んだフロアのベンチに腰かけて。
販促の為の放送が、ビデオが
人々の目が僕と合うことはない
ふと、足下に目を落とすこともない
僕は、気だるげに
さっきから同じものをループしているビデオを
ピントが合っているような、合っていないような
そんな目で
ビデオを、見ているような、見ていないような
僕は、どこを見つめているんだろう
何を見たいんだろう
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