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Soelden(AUT)ゼルデンってどんなとこ?

おばさんはヨーロッパに行ったことはありませんが、毎年アルペンスキーワールドカップを観ているので、よくレースが行われる会場は覚えてしまいました。

いつも行ってみたいな~と思うステキな場所が多いので、本ブログでも開催地がどんなところなのか?ご紹介していこうと思います。

毎年、開幕戦はここオーストリアのゼルデンです。2023-2024シーズンの大回転(ジャイアントスラローム・GS)の開幕戦が、2023年10月29日に行われる予定になっています!

もうすぐですね!わくわく・・・!!

2023-2024シーズンのスケジュールはこちらの記事でも紹介しているのでぜひ読んでみてね。

ゼルデンの場所は?

ゼルデンの地図はこちらです。

ゼルデンは、オーストリア チロル州イムスト郡のイタリアとの国境に近い位置にあります。首都インスブルックから車で南へ約1時間半くらいで行けるみたいです。

2023年11月18日(土)回転(スラローム・SL)の開幕戦が開催予定のGurgl(AUT)グルグルへも車で約30分くらいで行けるようです。

ちなみに、グルグルとはリフトやゴンドラは繋がっていないみたいですが、ゼルデンと同じチケットで滑れるんだとか!

また、このゼルデンは日本の新潟県南魚沼市(旧塩沢町)と1982年から長ーい間、姉妹都市なんです!!

1987年(昭和62年)8月、ゼルデンが集中豪雨の被害を受けたときに塩沢町民が災害見舞いの募金活動をして132万円の寄付を贈ったそうです。
復興したゼルデンの橋は「塩沢橋」と命名されていて、友情の記念碑を橋の近くに建立したとのこと。

この姉妹都市の友好関係もあって、石打丸山スキー場で「オーストリア大使杯」という大会が開催されていましたが、おばさんこれ、出たことあるんですねー。当時は、なーんにも知らずに出てましたがw

石打丸山スキー場の山頂には、ゼルデンから贈られた「友情の鐘」があるそうですよ!

姉妹都市交流については、南魚沼市のHPに詳しく載っていましたのでぜひ読んでみてください。

どんなコース?

ゼルデンは標高が高いので、例年のレースを観てるとこの時期でもカリカリの硬いバーンでコースコンディションがいい印象です。

3つも標高3,000mを超える山があって、コースは144km、31リフト&ゴンドラの広大な高級リゾート。

ちなみに、みなさんご存知日本で最も高い山、富士山は標高3,776mですので、富士山クラスの山が3つってことです。す、すごい。

例年10月から5月までスキーが楽しめるようですよ!

スキー場情報やレースが開催されるコースについて見ていきましょう。

ゼルデン公式HP

スキー場のホームページには、ワールドカップのチケット情報などが載っていました。

オーストリアでは、アルペンスキーは国技ですから、当然ワールドカップも超人気!たくさんの観客が入ります。
(英語とドイツ語のページなので翻訳してみてね。)

ゼルデンは、オーストリア10大スキー場のひとつで、映画007の「スペクター」のロケ地でもあるそうです。

山頂にガラス張りの3階建てレストラン「Ice Q」がありますが、映画では敵の隠れ家だったとか!ゼルデンで滑るならこのガラス張りのレストランは行かなきゃ損ですねー。

スキー場マップ

スキー場のマップを見つけました。広いですねー。3Dでも表示が出来るんですねー。

レースは、Rettenbach Glacier レッテンバッハ氷河というところで開催されます。スキー場マップで言うと山の上の真ん中あたりですかねー。

レース開催コース

中間から、急斜面になりますがゴール前は長い緩斜面というコースです。

過去のレースでは、スキーを滑らせる技術が高いスピード系種目を主戦場にしてる選手がこの緩斜面でタイムを稼いでいました!

ゼルデンの公式Instagramに投稿されてるこの写真がとってもわかりやすいかも!こう見るとものすごい急斜面ですよね・・・。おばさんは降りるの無理そう・・・。

ちなみにスタート地点は写真に写っていませんが、もっともっと上です。

ゼルデン公式HPにも載っていましたが、標高は以下の通り!

  • スタート地点の標高:3,040m

  • ゴール地点の標高:2,670m

  • 標高差:370m

ゼルデン公式HPにコース解説動画がありましたよ!とってもわかりやすい!
さすがワールドカップ。長いですねー。標高が高いですから選手たちは息が上がって疲れるでしょうねー!

開幕戦なので、例年は技術系種目が主戦場の選手だけでなく、スピード系種目が主戦場の選手も多く出場するレースです。

レース感をつかむのに大切な初戦ですので、優勝はもちろん、誰が上位にくるのか、調子がよさそうな選手は誰なのか、いまから楽しみです!

昨シーズンの年間総合タイトルを獲ったMarco odermatt(SUI)マルコ・オデルマットも登場するでしょう!

大回転(ジャイアントスラローム・GS)では、出場レースで17回連続表彰台の記録更新中ですから、また伸びるのか注目ですね!

天候不良で2年連続キャンセルになったこともありますし、開催日に十分な積雪があることと天気が悪化しないことを祈ります!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめていますので、こちらもぜひ読んでみてね!

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