見出し画像

Saalbach(AUT)ザールバッハってどんなとこ?

今回はアルペンスキーワールドカップ、2023-2024シーズン最終戦の開催地、Saalbach(AUT)ザールバッハをご紹介したいと思います!

2024-2025シーズンにはSaalbach(AUT)ザールバッハで、世界選手権も開催される予定になっていますよ!

2023-2024シーズンの最終戦は、以下のスケジュールで開催予定ですよ!
2024年3月16日(土)大回転(ジャイアントスラローム・GS)
2024年3月17日(日)回転(スラローム・SL)
2024年3月22日(金)スーパー大回転(スーパーG・SG)
2024年3月24日(日)滑降(ダウンヒル・DH)

さっそくどんな場所なのか見て行きましょう!

2023-2024シーズンのスケジュールはこちらの記事でも紹介しているのでぜひ読んでみてね。


どんな場所?

オーストリア西部、ザルツブルク州のツェルアムゼー地区のザールバッハ渓谷にあるSaalbach(AUT)ザールバッハは、ウィンタースポーツで知られている場所です。

Saalbach(AUT)ザールバッハの地図がこちらです!

クラシックレースが毎年開催されているKitzbuehel (AUT)キッツビューエルへは西へ車で約1時間15分、Schladming(AUT)シュラドミングへは、東へ車で約1時間30分というちょうど真ん中くらいに位置しています。

これまで開催されたアルペンスキーワールドカップでは、FIS Alpine公式HPでもSaalbach Hinterglemm(AUT)ザールバッハ・ヒンターグレムという表記になっていましたが、2023-2024シーズンはSaalbach(AUT)ザールバッハの表記になっています。

Saalbach Hinterglemm(AUT)ザールバッハ・ヒンターグレムは、ザールバッハとヒンターグレムという2つの小さな町で構成されているそうです。

この街に、ザールバッハ、ヒンターグレム、フィーバーブルン、レオガングの4つのゲレンデがあって、スキー場の合計は270kmとのこと!

小さな町ではありますが、これだけのコースを有していることからも、Saalbach(AUT)ザールバッハはオーストリア有数のスキーリゾートの一つとなっているそうです。

ザールバッハ ヒンターグレム公式HP

Saalbach(AUT)ザールバッハの公式HPをみつけました!スキー場は、Saalbach Hinterglemm ザールバッハ ヒンターグレム が正式名称みたいですね!

Saalbach Hinterglemm(AUT)ザールバッハ ヒンターグレムの公式HPがこちらです!

例年12月から4月までスキーが楽しめるオーストリア有数のスキーリゾートのようです。

ゲレンデスキーはもちろん、クロスカントリースキー、ウィンターハイキング、トボカン(そり)、馬そり、スノーシュー、アイススケート、カーリング、パラグライダー、コースターなどここに書ききれないほどたくさんのアクティビティがありました!

キッカーやレールがあるスノーパークもあるそうなので、フリースタイルも楽しめるみたいです!大人から子供まで一日中楽しめそう!

69リフト&ゴンドラ&Tバー、156コースもある広大なスキーリゾートですが、パブやバーがたくさんあるのも特長のようですよ!

こちらのページに一覧があるのですが、ほんとにたくさんあるー!アフタースキーで夜まで楽しめるみたいです!

また、フリーライドが楽しめるのも特長!専用ページがしっかりあって、雪崩情報ほか安全に楽しめるように情報提供をしてくれていますね。

渓谷の両側で楽しめるSaalbach Hinterglemm ザールバッハ ヒンターグレム スキー場は、フリーライドのエリアが北側にあるため積雪量がしっかりあるそうで、極上のパウダースノーを楽しめるんだとか!

通常のゲレンデは谷の北側の南向きで、比較的お天気がよくゲストに喜ばれているようです。

リフト券は、1日~14日券、グループ チケットなど種類豊富!シーズン中でも時期によって料金が異なるようですが、ハイシーズンで大人1日券が72ユーロ、日本円で約11,700円くらいのようです。(2024年3月現在)

スキー場マップ

Saalbach(AUT)ザールバッハのスキー場マップがこちらですよ!

スキー場マップを見るとさすが広いですねー。山何個分なんだろう・・・。一番高いところで標高約2,000mもあるんですね!

長期滞在で楽しみたくなりますねー。

どんなコース?

Saalbach(AUT)ザールバッハでは、1991年に世界選手権が開催されたことがあります。2024-2025シーズンも世界選手権が開催される予定になっていますよ!

アルペンスキーワールドカップが初めて開催されたのは、女子のレースが1972年、男子のレースが1973年でしたが、その後は女子のレースが9回、男子のレースが10回とこれまでそれほど多く開催されてはいないようですね。

どんなコースか、さっそくレース開催コースを見ていきましょう!

大会公式HP

Saalbach(AUT)ザールバッハ大会公式HPがこちらです!

2023-2024シーズンの最終戦開催は、2024-2025シーズンに開催予定の世界選手権の予行レースの意味合いもあります!

世界選手権に向けても、このコースでいい成績を出して来シーズンにつなげたいと思っている選手は多いはずです!

レース開催コース

大会公式HPに大会プログラムがあって、コース解説も同ページからダウンロードが出来るようになっていましたよ!

滑降(ダウンヒル・DH)開催コース
スタート地点:標高1,835m
ゴール地点:標高1,060m

スーパー大回転(スーパーG・SG)開催コース
スタート地点:標高1,600m
ゴール地点:標高1,060m

大回転(ジャイアントスラローム・GS)開催コース
スタート地点:標高1,520m
ゴール地点:標高1,060m

回転(スラローム・SL)開催コース
スタート地点:標高1,277m
ゴール地点:標高1,060m

標高でいうと、Chamonix(FRA)シャモニーの滑降(ダウンヒル・DH)コースと同じくらいですねー。今シーズンChamonix(FRA)シャモニーは、雪不足でレースキャンセルとなってしまいましたが、Saalbach(AUT)ザールバッハは大丈夫でしょうか・・・?

大会のプログラムがこちらです!プログラム内にコース解説があります。

大会公式プログラムよりダウンロードしたコースガイド

大回転(ジャイアントスラローム・GS)、回転(スラローム・SL)のコースは、他のコースに比べて距離が長いのが特長で標高も高いので選手が滑り終わったあとに疲れていたのが印象的でした。

片斜面、斜面変化も多く難易度が高いコース。どんなセットが立つのかも見ものですね!

過去レース

Saalbach(AUT)ザールバッハでのレースは、FIS Alpine公式YouTubeでも見つけられず・・・おばさんが昔録画しておいたものが残っているだけでしたので、ご紹介できるものがなく残念ですが、直近での開催は2017年でした。

2017年に開催されたときは、キャンセルになったレースの代替開催として急遽決まって平日に行われたレースでした。平日にもかかわらず、多くのファンが集まっていましたねー。

今回は、最終戦ですし週末開催ですからファンも多く来るでしょうね!行ってみたい!!

大会公式HPに2021年大会のハイライト動画がありましたので、こちらにシェアしておきます!

2020年のハイライト動画はこちらですよ!

2024-2025シーズン世界選手権

Saalbach(AUT)ザールバッハで、2024-2025シーズンに世界選手権が開催されることが決まっているため、すでに世界選手権の公式HPがありましたよー!

1991年以来、34年ぶりの開催となりますので地元はいまから盛り上がっているんでしょうね!!

世界選手権は、2025年2月4日~16日開催される予定になっていますよ。

また、最終戦と違うのが男子のスピード系種目のスタート地点。世界選手権のときにはもっと上からスタートするみたいです。長くなると難易度があがるんでしょうね!

すでに世界選手権の動画も公開されていました!

いよいよ、2023-2024シーズン最終戦となるSaalbach(AUT)ザールバッハ!世界のトップ中のトップしか出れないレースですから、さらに白熱しそうですね!

すでに技術系種目は年間タイトルが決まっていますが、スピード系種目は最終戦までもつれているので、注目したいですね!

2023-2024シーズンも最終戦まで目が離せません!日本でも放送がありますから、最後まで応援しましょう!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめていますので、こちらもぜひ読んでみてね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?