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まだSNSに残っている私から、もうSNSから去ってしまったあなたへ

この記事は、えとるねん Advent Calendar 2023 13日目の内容です。

今年はMisskeyにたくさんの人が登録した。色々な理由があったと思うが、これまでとは考えられないほどのユーザー数が増え、アクティブユーザーとしてタイムラインに存在している。すなわち今年は、Misskeyでの出会いが活発になったと言えるだろう。

出会いがあれば別れがあるといった言葉もある通り、別れもそれなりにあったはずだ。特に、去年から今年にかけては、旧Twitterに見切りをつけて別の場所に移動した人が多く存在した。その分、あるアカウントとの別れも多かったと思われる。

SNSを止めるきっかけはいくつか考えられる。SNSの空気感が変わることによって去る人もいれば、単純に話すことがなくなってやめる人もいる。また、ブロックされて自分から見えなくなっているだけのアカウントもいるだろう。これはSNSをやめたと言えるのかは微妙だが、見ている自分はその人を認知できないのだから、やめたと言えなくもない。そもそも、SNSをやってられないほどに現実で時間を使う必要が生じ、SNSをやめた人もいるだろう。

筆者もSNSを数年続けているので、少なくない数のアカウントとの別れをしてきた。もう名前も覚えていないアカウントも数多くある。しかし、何か楽しかった記憶、苦々しい記憶など、色々なものが残っている。

そんな別れがあったことに想いを馳せた時に感じたあれこれを、「まだSNSに残っている私から、もうSNSを去ったあなたへ」という手紙形式で書いてみようと思う。


もうSNSを去ったあなたへ

お元気でしょうか。私はそれなりに元気です。

あなたがいなくなってから、どれほどの時間が経ったのでしょう。案外短いかもしれませんが、私にとっては長い時間のように思えます。

あなたにとって、私はどういった存在だったのでしょう。

よく見る人でしたか?邪魔な存在でしたか?

フォローはしないけれども、親近感を湧く存在でしたか?それとも、普段から仲のいい存在でしたか?

私にとっても、あなたは印象に残っているアカウントだったと思います。少なくとも、こうして懐かしむ程度には。

あなたの名前を、私はもう覚えていないかもしれません。しかし、あなたと過ごした時間は、私にとって実りあったものだと思います。

あなたを見かけなくなってから、私のタイムラインは変わりました。悪いことでもあり、いいことでもあります。

あなたからすれば、その変化に驚くかもしれません。逆に、時間は経っても何も変わっていない姿に、あなたは笑うかもしれません。

しかし、あなたがいないタイムラインは、少し寂しいような気がします。だからこそ、戻ってきて欲しいと思ってしまいます。そうとはいっても色々な事情があってやめられたのですから、無理強いをするわけにはいきません。

あなたは今、どこで何をしているのでしょう。私はそれを知る術がありませんが、あなたが楽しく過ごせていることを願っております。どうかお体にはお気をつけてください。

まだSNSに残っている私より


以上の内容を考えるきっかけとして、最近見なくなったあるアカウントのことを思い出したことが挙げられる。向こうがどう思っていたのかはわからないものの、そのアカウントのことを私は好ましく見ていた。そのアカウントの投稿が好きだった。

しかし、最近はそのアカウントが動きを止めてしまったようで、投稿が続いていない。昨日になって、ちょっとしたきっかけでそのアカウントのことを思い出すことがあり、このようなことを考えてしまった。

12月という一年が終わる月なので、みなさんも過去にいた印象深かったアカウントのことを思い出してみてはいかがだろうか。

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