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社会・生き方

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みんなで社会をよくしていこう、自分の生き方をしっかり見つめていこう、ヒントとなる記事を載せていきます。
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#社会科

#39 愛の反対は?

 日本人として生きていく上で、避けて通れない自然災害には、台風、集中豪雨、局地的雷雨、高潮、洪水、地震、火山の噴火、渇水のよる水不足、大雪、土砂崩れなどがあります。また夏には高温による熱中症などの危険があります。そして、これは日本だけではありませんが、ダメ押しのごとく起こった今回のコロナウイルスによるパンデミック。  誰しも災害は避けたいと思いますが、災害が起こるたびに、多くの人々が普通の日常生活を出来ることがいかにありがたいことか身にしみているのではないでしょうか。スーパ

#28 子どもたちに伝えたい伝説のスピーチ

 令和になり、大型台風やゲリラ豪雨などの異常気象や地震や火山爆発などの自然災害、そしてウイルスのよるパンデミックなどで地球環境が悪い方に変化してきているとだれもが感じ始めてきています。  さかのぼること9年前、2012年にウルグアイ国のムヒカ大統領が国連環境会議リオ+20で行なった伝説のスピーチは、残念ながら今も色あせることなく異彩を放っています。以下そのスピーチの日本語訳の抜粋です。これは、社会科や総合的な学習で是非活用して子どもたちに考えさせたい資料です。  我々の前

#7 わたしのせいかもしれない

 市中の本屋をぶらぶらしていると、たまにハッとさせられる本に出会います。  『あなたへ』という絵本もその一つです。シリーズ本になっていて、著者はスウェーデンのとある町の教育長だった人です。社会科の教師時代からこのシリーズを描き始め、教育長時代も、退職後も描き続け、全15巻になったそうです。  その中の6巻が『あなたへ~わたしのせいじゃない』といったタイトルの本です。       「わたしのせいじゃない」  この絵本は、スウェーデンでは生き方や人間関係、社会問題などを扱う