アウトプット大全を読んだ感想

 「現実」はアウトプットでしか変わらない。
 このような題で始まる第1章。

 アウトプットすることで能力がここまで向上するのかとワクワクしてくるような壮大な始まりだ。

 この1章を読むことによって、一気に引き込まれ、すぐにでも学んだことをアウトプットしたくなってしまった。

 その後の章は主にどのようにアウトプットするのかということ。
 大まかにわけて、「話す、書く、行動する」という方法により、効率よくアウトプットし、人生を成功を目指す方法が描かれている。

 方法だけでなく、要所要所により心理学的な要素やコミュニケーション能力の向上的な要素も含まれ、もはや全てのジャンルを網羅した自己啓発本のようだった。

 まず「話す」の章については、人を相手に話し、アウトプットすることが主に書かれていた。
 しかし、僕みたいに友達のいない人間はどうするのか。
 それについても答えがある。
 SNSを活用したアウトプットだ。
 特に最近は、Twitterという素晴らしいアプリがある。
 思ったことをすぐにでも140字で発言できるアプリだ。
 発言を誰が読んでくれるのかということでがっかりすることはない。
 発言は、誰かのためというより、自分のアウトプットのためだ。
 自分の成長の過程をどんどん発言していくことで、自己の成長に繋がる。
 その結果として、読んでくれた誰かが反応してくれれば良いだけのことだ。

 そして、話し方にもいろいろある。
 相手に伝えるには、どのように伝えることが最善かということまでレクチャーしてくれている。
 いくらアウトプットしても相手に伝わらなければ、うまく説明できていないということ。
 うまく説明できないということは、自分が理解が浅いということだ。
 Twitterの投稿は、140字に限られており、簡潔明瞭でなければ、すぐに制限をオーバーしてしまうため、嫌でも簡潔明瞭な伝え方が求められ、それは自分自身の訓練にもなる。
 最高すぎる。
 そして、僕はTwitterをする決意をした。

 このように、どのようにアウトプットするのかという方法が多岐にわたる上、アウトプットすることで得られるコミュニケーション能力の向上や仕事能力の向上についても詳細な説明がある。
 もうアウトプットしたくてウズウズしたくなるようなワードが満載だ。

 この本を読めば、翌日から、いや今すぐにでも行動したくて仕方なくなる。
 僕がこの本を読み、行動が次のように変わった。

○勉強したことを積極的に伝えるようになった
○勉強にも創意工夫し、いかにアウトプットできるか考えるようになった
○チャレンジ精神旺盛になった

 おおまかに3点あげるとしたらこのくらい。
 でも多分、これはまだ序章にしか過ぎないと思う。
 本を読んだ翌日から人が変わったように成長した、なんてことはまずない。

 重要なのは継続して努力すること

 アウトプットを継続して、「現実」を変えていきたいと思う

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