見出し画像

本音を言うリハビリ

私は、割と「本音」を押し殺すタイプでした。

そうなってしまったとは、いろんなところに原因があると思います。

たとえば、もともとが大人しい性格だったこと。(成長するにつれて変わりましたが 笑)

子供の頃に、「母親を悲しませたくない」と言う気持ちが強くて、自己主張しなかったこと。

そして、辛くても嫌でも頑張ることが正だと思っていた……という、根性論など。


とにかく、「人の気持ちを逆撫でせずに、その場が上手くおさまる」ことが第一優先。
あとは、私が頑張ればいいじゃんって思ってました。

だから、人と会話するときや、仕事の場面などでも、自分の本音を二の次にしてしまうことが癖になっていました。


でも、この「本当はこう思ってる」って気持ちって、黙ってても消えるわけじゃないんですよね。
当たり前だけど。

それどころか、消化されないとどんどん積もりに積もって、限界値に達すると急にバーンと弾けるのです。

それが、ある日突然、鬱になったりする人たち。

私も、おんなじ流れで不眠症になってしまったことがあるので、溜まって爆発する恐ろしさは身をもって感じています。

自分でもいつ爆発するのかわからないんですが、一度爆発するとなかなか抜け出せない。

ここからフラットな心を取り戻すの、本当大変なんです。


なので、最近の私は、「本音を言う」と言うことを意識しています。

つい先日も、人との関わりの中で「このやり方はどうなんだろうとモヤっと思うことがあり。

前の私だったら、「でも私が我慢すればいいし、面倒だからこのままでいいや」と考えてたと思います。


でも、「あ、本音を言うって決めてるんだった」と思い直し、率直に伝えてみました。


そしたら、案外大丈夫なものなんですよね。

相手方も受け止めてくれて、少し戸惑われていたようでしたが、それもそれでコトが進んでいくような感じがした。

そして何より、私の中の変なエネルギーの滞りがなくなり、気持ちよくまた関われそうだな、と思えたのが大きな収穫。


本音を伝えると、すごく軽やかになれるんです。
その瞬間は、怖いんですけどね。

私も、伝えた時は心臓がドキドキしてしどろもどろになってしまいました。笑


でも、人生を変える行動を起こす時には、必ずそこに「恐れ」があるもの。

「恐れ」を乗り越えるからこそ、すごく現実を変えるパワーが動き出すんです。



頑張り屋の日本人は、昔の私みたいな人、多いと思うんです。

そんな人は、溜め込んで爆発する前に、勇気を出して少しずつ本音を言ってみてほしい。


まずは、小さいところからでいいんです。

例えば、友達とゴハン食べるお店を決める時とか、旅行の行き先を決める時とかに、まず自分の気持ちから言う、くらいのところから。

そうやって、本音を言うリハビリしていくと、軽やかに自然体で生きられるようになるはずです。

「心のクセ」をほどいて、自然体で上手くいく私になるセッション予約受付中!

お客様の声

記事を気に入っていただけたら、サポートお願いします!いただいたサポートを元に、いろんな体験をして感じたものを表現していきます。