見出し画像

格調高い文章

今日届いた本。
「この世 この生 ー西行・良寛・明恵・道元ー」上田三四二著

受講している仏教講座の先生が紹介してくださった本。

いつも、講義中にたくさんの本を紹介してくださるのだけど、
この本を紹介してくださったとき「お勧め」であり「格調高い文章」であると仰った。

それは読まねば。
と、講義が終わってすぐに検索したら既に古本しかなく、
ほぼ送料のみで届いた本を箱カバーから引っ張り出すと、
本に掛けられた茶色のハトロン紙が破れてはらはらと落ちてくる。

1984年9月に初版が出ているので今から40年位前?

自分の人生を顧みて、ぽろぽろとはかなく落ちてくる紙を見て、
40年でこんなに?笑
と、妙な衝撃に不意打ちされたけど、
しばらくの間、カバーから出されることもなかったのかもしれない。

たまには動かないとね。

本の中身よりもまず、
この乾燥が進んだしゃくしゃく茶色ハトロン紙は垂涎ものだけど、
遠からずボロボロになってしまうだろう。
取って置いてもな。と未練がましく本から外したり又つけたりしてみる。
売ってないのかな。この紙欲しいわ。

いつものように、
最初の2ページくらいを読んであとがきを読んだ。

先生が「文章が格調高い」と仰った意味が、
私のようなものであってもわかる。(気がしている)
読んでいて気分がよい。

毎朝の5分読書の楽しみが増えた。

感謝です。
機嫌良くいきましょ
藤井あき乃

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?